安宅家の人々
別れの曲
安宅家に同居して1年が過ぎた日、雅子が突然、家を出ていく、と言いだす。東京で華道教室の講師になるという。宗一が真っ先に反対。何も聞かされていなかった譲二は、宗一への思いをまだ引きずっているのか、と逆上する。久仁子だけはにこやかに雅子を応援する。
翌日、山小屋で雅子がもの思いにふけっていると、宗一が来て、自分も一緒に東京へ行くという。動揺する心を押し隠して、宗一を退ける雅子。そこへ久仁子がやってくる。
数日後、宗一が雅子のためにお別れコンサートを開く。その席上で宗一は雅子に抱きつくと、行かないでほしい、と号泣する。雅子は宗一の頬を平手打ちする。
翌日、山小屋で雅子がもの思いにふけっていると、宗一が来て、自分も一緒に東京へ行くという。動揺する心を押し隠して、宗一を退ける雅子。そこへ久仁子がやってくる。
数日後、宗一が雅子のためにお別れコンサートを開く。その席上で宗一は雅子に抱きつくと、行かないでほしい、と号泣する。雅子は宗一の頬を平手打ちする。