安宅家の人々
安宅家で、譲二とインテリア会社の社長令嬢・雅子との見合いが行われる。雅子に惹かれたから、交際をさせてほしい、とその場で申し込む譲二。そのとき、伊豆から宗一が帰宅。見合いの席にいきなり顔を出すと、土産に持ってきたアリやどんぐりをばらまく。見合いを台無しにされた譲二はかっとなり、宗一を殴り飛ばす。その夜、四谷の小料理屋で、譲二が女将の佳恵に見合いの報告をしていた。佳恵は譲二の実の母親だった。そこへ、仁美が呼び出される。高校の頃から8年も交際している仁美に、譲二はあっさりと別れを告げる。
宗一の母・綾子は久仁子を宗一の嫁にほしいと密かに願っていた。
宗一の母・綾子は久仁子を宗一の嫁にほしいと密かに願っていた。