安宅家の人々
久仁子は1年ぶりに再会した稔からダイヤの指輪を贈られ、プロポーズされる。幸せに包まれ、涙ぐむ久仁子。その頃、久仁子の父・宇田川は、主人である宗右衛門と綾子から、久仁子を宗一の嫁にほしい、と頭を下げられていた。
譲二は自分が愛人の子であることを雅子に打ちあけ、潔く、誠実に雅子への思いを伝える。雅子は譲二との交際を前向きに考えるが、父親の玉木は見合いの席で醜態を見せた宗一の存在を気にかける。
久仁子は稔との婚約を宗右衛門に伝える。がっかりする綾子に、何とかしなければ、と考え込む宗右衛門。その日、宗一が家からいなくなる。
譲二は自分が愛人の子であることを雅子に打ちあけ、潔く、誠実に雅子への思いを伝える。雅子は譲二との交際を前向きに考えるが、父親の玉木は見合いの席で醜態を見せた宗一の存在を気にかける。
久仁子は稔との婚約を宗右衛門に伝える。がっかりする綾子に、何とかしなければ、と考え込む宗右衛門。その日、宗一が家からいなくなる。