安宅家の人々
きしむ家族
後継者のことで宗右衛門と対立した譲二は、その夜、家へは帰らなかった。翌朝、宗一が、ホテルの社長になりたい、と言い出す。久仁子らは驚くが、譲二を思いやった上での宗一の発言に、皆、胸が熱くなる。そこへ、譲二が身の回りのものを取りにくる。久仁子は宗一の譲二へのやさしい思いを伝えるが、譲二は取りつく島もなく再び、出て行く。
その夜、宇田川が宗一の社長就任について、宗右衛門夫妻に異議を唱える。久仁子も、宗一が生きがいを感じて、宗一らしく過ごせるような仕事がないか、考える。
翌朝、綾子に異変が起きる。
その夜、宇田川が宗一の社長就任について、宗右衛門夫妻に異議を唱える。久仁子も、宗一が生きがいを感じて、宗一らしく過ごせるような仕事がないか、考える。
翌朝、綾子に異変が起きる。