嵐がくれたもの
会えぬ二人
水没した実家を前に、絶望する節子。この辺の人たちは大吉の指示により、小学校に避難したと聞く。節子は、恭平と順子も一緒にそこにいるのではないかと希望を持つ。実はその小学校こそ恭平がいる場所だったのだ。
恭平は、記憶喪失のためもうろうとしていた。先に龍太郎と亜弓の遺体を発見していた宗助は、亜弓だけが身寄りの龍太郎と、記憶喪失の上、亜弓と同じ年頃の娘を持つ恭平の入れ替えを決意する。
ある日、節子は親とはぐれた赤ん坊と出会う。背中におんぶして、親探しをする節子だが…。
恭平は、記憶喪失のためもうろうとしていた。先に龍太郎と亜弓の遺体を発見していた宗助は、亜弓だけが身寄りの龍太郎と、記憶喪失の上、亜弓と同じ年頃の娘を持つ恭平の入れ替えを決意する。
ある日、節子は親とはぐれた赤ん坊と出会う。背中におんぶして、親探しをする節子だが…。