嵐がくれたもの
両親の大罪
百合子は、節子に事実を打ち明けて欲しい、と訴える。百合子の気迫に押されつつ、節子は伊勢湾台風での出来事を話す。ただし、順子については、遺体が見つかったが、実は別人のもので、その後、避難所で運命的に再会できたと言ってしまう。
宇田川家で仲良く遊ぶ順子と亜弓の話を、宗助と加代が聞き、凍りつく。「龍太郎が事故に遭った時、節子と待ち合わせをしていた」と。宗助と加代は、百合子に伊勢湾台風の混乱の中で、恭平と龍太郎を入れ替えた過去を打ち明ける。百合子はこれまでの幸せで満ち足りた日々はその犠牲の上に成り立っていたことに気付き、愕然とする。百合子は、節子に真実を話すが…。
宇田川家で仲良く遊ぶ順子と亜弓の話を、宗助と加代が聞き、凍りつく。「龍太郎が事故に遭った時、節子と待ち合わせをしていた」と。宗助と加代は、百合子に伊勢湾台風の混乱の中で、恭平と龍太郎を入れ替えた過去を打ち明ける。百合子はこれまでの幸せで満ち足りた日々はその犠牲の上に成り立っていたことに気付き、愕然とする。百合子は、節子に真実を話すが…。