嵐がくれたもの
胸の傷あと
風邪を引いた亜弓を医師が診察した際に、節子はさりげなく胸の傷のことを確認する。10年前の手術の傷跡だと聞かされ、節子の動揺は深まるばかり。当の亜弓は体調がなかなか戻らず、家族を心配させる。
亜弓は亡父・龍太郎との5年前のある出来事を節子に聞かせる。また節子は、龍太郎が事故当日、取った行動を宗介と加代が話しているのを偶然聞いてしまう。亜弓こそ順子だと確信し、節子はいてもたってもいられず、亜弓の部屋に向かう。寝ている亜弓の手を取り、堪えられず涙を流す。
亜弓は亡父・龍太郎との5年前のある出来事を節子に聞かせる。また節子は、龍太郎が事故当日、取った行動を宗介と加代が話しているのを偶然聞いてしまう。亜弓こそ順子だと確信し、節子はいてもたってもいられず、亜弓の部屋に向かう。寝ている亜弓の手を取り、堪えられず涙を流す。