嵐がくれたもの
塗りつぶし
登校前、亜弓は浮かない顔でため息をついていた。亜弓のノートや教科書は、いたずら書きがされていた。百合子は、亜弓の様子が気になり、少しでも変ったことがあったら教えてほしいと節子に頼んでいた。その後、亜弓が学校に来ていないと連絡がある。百合子は亜弓に何かあったらどうしようと心配でたまらない。そんな百合子を見て、節子は十年前、実の娘・順子が何者かに連れ去られた出来事を思い出し、自分のことのように亜弓を探しに行く。
亜弓と順子は親心も知らず遊んでいた。そこへ節子が飛び込んできて…。
亜弓と順子は親心も知らず遊んでいた。そこへ節子が飛び込んできて…。