嵐がくれたもの
娘の励まし
龍太郎の死後、落ち込んだ節子は、靴磨きの仕事も身が入らず、順子にフォローされる始末だ。一方、百合子も沈んだ表情を見せるばかり。
亜弓は百合子の励みになれば、と宗助に生け花を習い始める。伊勢湾台風の時と今回と、順子に二度も助けられた節子は、順子の心配を痛いほど感じ、元の生活に戻ることを決意。龍太郎のおかげで借金が無くなったことを順子に伝える。やがて節子は、恭平が龍太郎として宇田川家でどんな風に暮らしていたのか知りたいという思いが抑えきれなくなり、宗助に接触を図るが…。
亜弓は百合子の励みになれば、と宗助に生け花を習い始める。伊勢湾台風の時と今回と、順子に二度も助けられた節子は、順子の心配を痛いほど感じ、元の生活に戻ることを決意。龍太郎のおかげで借金が無くなったことを順子に伝える。やがて節子は、恭平が龍太郎として宇田川家でどんな風に暮らしていたのか知りたいという思いが抑えきれなくなり、宗助に接触を図るが…。