第9回 2009年2月14日(土)放送 あらすじ

366日

 竹宮芽衣(南沢奈央)たちは高橋陸(木村了)の葬儀に出席した。そこで芽衣は、陸が事故の直前に西野敦史(溝端淳平)に言ったことを訪ねる。それに対して敦史は、陸は自分と芽衣のことを最後まで気にかけていたと答えた。
 それから6カ月後。芽衣と敦史の誕生日、2月29日が近づいてきた。山岸美亜(岡本玲)は、芽衣に中学の頃の仲間たちと集まって盛り上がろうと話す。一方敦史は、大叶神社で田所麻美(石橋杏奈)と節分祭を手伝っていた。すると、陸の父親、忠明(林和義)が来て、古札返納所にいた敦史に包みを渡す。中には、陸が書いた絵馬が入っていた。麻美が、敦史に陸のことを聞くと、敦史は、陸が芽衣と付き合っていたこと、そして事故前に最後に会ったのが自分だったことを教える。また、その時に陸が、芽衣と敦史が見えない何かで繋がっているのではと思っていたことも…。
 麻美は、学校で中西優梨(鈴木かすみ)にも芽衣と陸のことを尋ねる。そこで、麻美は芽衣の誕生日が2月29日だと知る。そして麻美は、下校途中の芽衣に会う。麻美は芽衣と敦史の誕生日が同じだとしても、自分と敦史は運命で結ばれていると言う。そんな麻美に芽衣は、敦史とのことは終わったことだと告げた。
 リハビリが終わったと帰ってきた夏実(山本未來)は、敦史の誕生日を祝うことを約束。そして夏実が公園にいると、幸子(渡辺典子)が話しかけてきた。幸子は、自分が別れさせてしまった芽衣と敦史のためにも15年前の真実を教えて欲しいと頼むが、夏実は答えずに去ってしまう。動揺した夏実に声をかけたのは村越浩市(松田賢二)だった。
 麻美は、芽衣に会ったことを敦史に話す。そして、麻美は敦史とずっと一緒にいたいと再び告白し、誕生日を麻美と過ごすことを約束する。
 2月29日、芽衣と敦史の誕生日。芽衣は、美亜たち中学の仲間と陸の墓参りに行く。そこで芽衣は、あの日、陸が残した留守電の内容を話す。中学の頃のような普通の関係に戻ろうとの陸の留守電に、もっと何か出来たのではと考えてしまうと言う芽衣。美亜たちは、陸は自分たちの心の中で生きていると告げる。
 その頃、敦史は夏実のいたリハビリセンターからの電話を受けていた。その電話で敦史は夏実のリハビリが終了していなかったことを知る。パートで働いていたスーパーも辞めていた。もしやと思い、敦史は村越の店へと向かう。
 一方、芽衣が家に帰ると幸子と寿久(甲本雅裕)が言い争っている。春菜(岩田さゆり)も帰ってくると、幸子は姉妹を呼んだ。そして、幸子は寿久との離婚を切り出す。さらに、幸子は芽衣の出生の事実も話し始めた。
 誕生日に両親の離婚と出生の真実を知った芽衣。薬物から抜け出せない夏実にショックを受けた敦史。傷ついた2人の足は、自然とある場所へと向かっていた。
 その頃、敦史の誕生日を一緒に過ごす約束をしていた麻美は…。

キャスト

竹宮芽衣 … 南沢奈央
西野敦史 … 溝端淳平
高橋 陸 … 木村 了
山岸美亜 … 岡本 玲
藤原夏樹 … 柳下 大
中西優梨 … 鈴木かすみ
神谷 充 … 田島 亮
竹宮春菜 … 岩田さゆり
     ・
石川マチ子 … 山口紗弥加
竹宮寿久 … 甲本雅裕
西野夏実 … 山本未來
竹宮幸子 … 渡辺典子

ほか

スタッフ

■原作
 メイ
 「赤い糸」「赤い糸destiny」
 (ゴマブックス刊)

■脚本
 渡辺千穂

■企画
 関谷正征
 種田義彦

■プロデューサー
 森安 彩

■演出
 村上正典

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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