第8回 2009年2月7日(土)放送 あらすじ

赤い糸

 竹宮芽衣(南沢奈央)は、高橋陸(木村了)と交際をはじめ、昼間の高校に通う芽衣は、陸の夜間高校の授業が始まる前に毎日会うことを約束する。しかしある日、芽衣は毎日会うのは止めないかと陸に提案する。しかし、逆に頬を叩かれてしまった。家に帰ってきた芽衣の様子がおかしいことに、姉の春菜(岩田さゆり)が気づく。春菜の問いかけに、友人のことと前置きして陸の暴力を話す芽衣。春菜は、そんな彼氏は最低だと非難する。
 一方、西野敦史(溝端淳平)は母・夏実(山本未來)のリハビリが順調であることを以前、世話になった太田一平医師(鈴木浩介)に話した。太田は、依存症を治すのは時間がかかると説明し、まだまだこれからだと敦史を諭す。
 登校した芽衣が陸からの謝罪メールを読んでいると、泣きそうな顔をした山岸美亜(岡本玲)が来た。美亜は、神谷充(田島亮)と別れたと言う。何でも、充が他に好きな人が出来たとか。始業のチャイムが鳴ったので、芽衣は美亜に詳しい話は後で聞くと教室に向かった。
 放課後、芽衣は美亜の話を聞くので今日は会えないと陸にメール。だが、陸も大事な話があると返信してくる。そこで、いつものように会いに行くと陸の大事な話とは、日曜の予定だった。そんな陸に、芽衣は明日こそは美亜と会いたいと告げる。すると陸は、芽衣を突き飛ばして暴れだしてしまった。
 その頃、美亜は充とハンバーガー店で会っていた。きちんと会って、別れる理由を告げたかったと言う充は、美亜を彼女として好きではないと打ち明ける。自分もそうと、明るく返したものの美亜の心は張り裂けそう。店を出て1人になった美亜には、今日は会えないとの芽衣からのメールが届く。そんな美亜に、川口ミヤビ(平田薫)が声をかけてきた。ミヤビに誘われた美亜は、村越浩市(松田賢二)のいる怪しい店に連れて行かれる。
 次の日、美亜は学校を休んだ。美亜と連絡が取れない芽衣は、藤原夏樹(柳下大)や中西優梨(鈴木かすみ)に相談。仲間たちは、ハンバーガー店に集まる。そこに、敦史が田所麻美(石橋杏奈)と一緒に現れた。中学時代の友人を心配する仲間たちを麻美が羨ましがっていると、芽衣が来た。しかし、2人に会話はない。
 翌日、芽衣は友人から美亜が評判の悪い安田愁(若葉竜也)と一緒だったらしいと聞く。放課後、芽衣は陸との約束も忘れて美亜を探す。
 最初に美亜を見つけたのは敦史。ミヤビたちと一緒にいた美亜から話しかけてきたのだ。敦史は、美亜の不安定な様子とミヤビたちの存在に、すぐさま薬物の使用を疑う。そこに芽衣も現れた。敦史と芽衣が美亜を説得し、美亜は、もう薬物はやらないと言うのだが、敦史はどうせまたやってしまうと厳しい。そこに陸が来た。陸は芽衣の事情も聞かずに殴りつける。帰りかけた敦史が、陸の声を聞いて引き止めに戻って来た。敦史には関係ないと言う陸。すると芽衣も…。
 うなだれて帰る敦史に、麻美が接近。何があっても敦史の気持ちを分かってあげられると言う。そして、麻美は敦史を後ろから抱きしめた。
 芽衣に暴力を振るってしまい、自己嫌悪に陥った陸を芽衣が訪ねて来た。自分を信じて欲しいと訴える芽衣に、陸は目が覚める。そして、去って行く芽衣に大叶神社の祭りに来るようにと誘った。
 祭りの日、陸は神社で敦史と会っていた。陸は、なぜ芽衣と別れたのかと敦史に聞く。そして、芽衣を幸せに出来るのは自分ではないと言って、陸は立ち去った。神社には、陸に呼ばれた芽衣も来ていて…。

キャスト

竹宮芽衣 … 南沢奈央
西野敦史 … 溝端淳平
高橋 陸 … 木村 了
山岸美亜 … 岡本 玲
藤原夏樹 … 柳下 大
中西優梨 … 鈴木かすみ
神谷 充 … 田島 亮
竹宮春菜 … 岩田さゆり
     ・
石川マチ子 … 山口紗弥加
西野夏実 … 山本未來
竹宮幸子 … 渡辺典子

ほか

スタッフ

■原作
 メイ
 「赤い糸」「赤い糸destiny」
 (ゴマブックス刊)

■脚本
 渡辺千穂

■企画
 関谷正征
 種田義彦

■プロデューサー
 森安 彩

■演出
 村上正典

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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