第1回 2011年1月13日(木)放送 あらすじ

外交官黒田と地図オタク女刑事が国境を越えた怪事件に挑む

 日本国外務省の外交官、黒田康作(織田裕二)は、上司の安藤庸介(鹿賀丈史)から邦人保護の密命を受け、世界各地を転々としている。南米で発生した日本人の誘拐事件を解決した黒田が、次に向かったのはサンフランシスコ。目的はWTO農業交渉会議で現地を訪れる外務副大臣、観上祥子(草刈民代)の警護だ。
 サンフランシスコに入り、会議の警備状況を確認した黒田は情報屋のジョン(イ・ビョンホン)と会い、FBIの動きを聞く。その後、黒田は元外交官の霜村毅(香川照之)と再会。11年前、メキシコ領事館に勤務していた黒田と霜村には、浅からぬ因縁があった。別れ際、霜村は黒田に“すまない”と謎の言葉を残す。
 その頃、日本では佃署管内で、大学教授の殺害事件が発生していた。遺体の第一発見者は佃署の刑事、大垣利香子(柴咲コウ)。利香子は、遺体発見時の違和感を上司に訴えるのだが相手にしてもらえない。
 農業交渉会議では祥子が過激派に襲われそうになるのだが、黒田の機転で事なきを得る。なぜ過激派が簡単に潜入できたのか? 内通者を疑う黒田に、日本人が飛び降り自殺をしたと知らせが、それは霜村だった。
 一方、佃署管内の殺人事件も、足跡や指紋、遺留品から容疑者が浮かび上がる。なんと、その容疑者は霜村。利香子は、霜村の遺体や証拠品の確認のため彼の娘、瑠衣(夏帆)とサンフランシスコへ。そんな2人を、黒田が待っていた。

キャスト

黒田康作 … 織田裕二
大垣利香子 … 柴咲コウ
霜村瑠衣 … 夏帆
西園寺 守 … 田中 圭
鴨下祐司 … 大倉孝二
君島祐太朗 … 西島隆弘
  ○
斉藤修助 … 近藤正臣
  ○
ジョン … イ・ビョンホン
  ○
安藤庸介 … 鹿賀丈史
  ○
佐々木藍子 … 片瀬那奈
悠木圭一 … 萩原聖人
観上祥子 … 草刈民代
霜村 毅 … 香川照之

ほか

スタッフ

■原作
 真保裕一

■脚本
 古家和尚
 池上純哉

■企画
 臼井裕詞

■プロデュース
 牧野 正

■演出
 西坂瑞城

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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