第10回 2016年3月16日(水)放送 あらすじ

隠されていた副作用 巨悪が操作する治験薬 命の希望を諦めない

アミノ製薬の火箱直美(松井玲奈)から新薬AM105の治験への協力を頼まれた岸京一郎(長瀬智也)は、意外にもあっさりと承諾。早速、火箱はAM105を直接使用することになる患者、松田幸司(小出恵介)の病室に持ち込む。松田の担当医、稲垣大道(平山祐介)と宮崎智尋(武井咲)もいた。その時、火箱と話の合う松田の様子を見て、宮崎は2人を友人にさせようとする。
一方、岸は火箱から預かったAM105の症例報告書を精査していた。すると、気になる箇所が見つかり、それは新東京医療センターでの症例だった。患者は薬によって腫瘍が消えたことになっていたが、退院後は受診していない。岸は細木まどか(小雪)から森井久志(野村周平)がこの病院で働いていることを聞いていた。森井の帰りを待った岸は、患者の情報を教えて欲しいと頼む。
中熊薫(北大路欣也)は、アミノ製薬が怪しいと岸に忠告。岸は火箱を呼んで、症例報告書が改ざんされているのではと問いただす。しかし火箱は否定。すると、岸は森井に調べてもらった患者の件を火箱に伝える。新東京医療センターで治験を受けて退院した患者は、2日後に多臓器不全で亡くなっていた。傍らで話を耳にした宮崎は、AM105の副作用を疑う。信じがたい火箱だが、治験情報のすべてを把握してはいない。真相を知っているのは部長の間瀬辰人(高嶋政宏)だけ。火箱は患者が本当に亡くなったのか確かめると飛び出し…。

キャスト

スタッフ

【原作】
「フラジャイル」
原作・草水敏
漫画・恵三朗(講談社「アフタヌーン」連載)

【脚本】
橋部敦子

【編成企画】
成河広明
池田拓也

【プロデュース】
小林宙

【演出】
石川淳一
城宝秀則
池辺安智

【音楽】
林ゆうき
橘麻美

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

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