第5回 2009年5月14日(木)放送 あらすじ

対決!悲しい復讐の果てに…

 大澤絵里子(天海祐希)は、救出に向かった先に木元真実(戸田恵梨香)がいなかったこと、犯人が現場に残したと思われる数字が以前の「4」から「5」に変わっていたことにとまどいを隠せない。
 そんな中、野立信次郎(竹野内豊)が対策室に飛び込んできて、パソコンを見ろ、と言う。画面には、手足を縛られ監禁されている真実の姿がライブ映像として映し出されていた。
 それを見た絵里子、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)は息をのむ。また、映像はインターネットを通じ流されているため、警視庁にも問い合わせの電話が相次ぐ。
 事態が世間の知るところとなり、絵里子は、丹波博久(光石研)から失態だと責められていた。そんなとき、絵里子の携帯が鳴る。相手は真実を誘拐した男(山田孝之)で、あざけるような口調で警察批判をしながら、3時間以内に5億円を用意しろと要求する。
 一刻の猶予もない中、絵里子は、奈良橋玲子(吉瀬美智子)や対策室のメンバーに次々と指示を与え、監禁場所の特定と男の身元の割り出しに全力を注ぐ。
 そこへ、再び男から絵里子にアクセスがある。男は絵里子にパソコンのカメラをつけさせると顔を確認しながら話をする。絵里子の交渉で真実が無事であることがわかり、さらに、5億円の身代金が1億円に変更となる。しかし、真実の声紋を分析した玲子は、真実が相当なストレスを受けていると告げる。絵里子は、映像のノイズから監禁場所は高圧送電線が近くにある場所だと割り出すが、絞り込むことはできない。
 一方、身代金の授受を担った小野田忠(塩見三省)の班から川野昭夫(長谷川博己)が指定場所に1億円を運ぶ。すると、川野の携帯に男から電話が入り移動を指示される。指示通りに川野が動いた先にはカメラがあり、川野の姿はパソコン上でそのまま映し出された。その下には「この人、1億円もってま~す。みんなで盗りにいかね?」というテロップ文字が流れる。
 それを見た絵里子は、男の目的は金ではなく復讐であると確信する。そんなところへ、再度、男からアクセスがある。絵里子は男の素性をつかもうと、質問をぶつけるがどれもかわされてしまう。行き詰った絵里子は、真実と引き換えに自分を人質にしてくれと頼み…。

キャスト

大澤絵里子 … 天海祐希
野立信次郎 … 竹野内 豊
木元真実 … 戸田恵梨香
花形一平 … 溝端淳平
奈良橋玲子 … 吉瀬美智子
岩井善治 … ケンドーコバヤシ
山村啓輔 … 温水洋一
片桐琢磨 … 玉山鉄二

スタッフ

■脚本
 林 宏司

■演出
 石井祐介

■プロデュース
 村瀬 健
 三竿玲子

■音楽
 澤野弘之
 和田貴史
 林ゆうき

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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