第4回 2003年10月28日(火)放送 あらすじ

#4 悪魔ノ誘惑

 欧太郎(ユースケ・サンタマリア)は、数馬(北村一輝)から、琴音(高樹マリア)が会社の金を横領していた疑いがある、と聞かされ、彼女の部屋に向かった。しかし、部屋には琴音の姿はなく、バスルームにはおびただしい量の血痕が…。その時、数馬からの電話を受けた欧太郎は、彼の指示に従って警察に連絡するのを止め、部屋を掃除し、自分と琴音の関係がわかってしまうようなものをすべて持ち去る。
 そのころ数馬は、梓(夏川結衣)の元を訪れていた。そこで数馬は、梓にホテルカリフォルニアのマッチを渡し、1週間後にここで会おうと告げる—。

 心配のあまり、こっそり琴音のアパートまで様子を見に行った欧太郎は、そこで「まごころの泉の会」を名乗る男たちに出会う。彼らも琴音を探しているのだという。琴音の携帯電話に貼られていた奇妙なシンボルマークは、その会のものだった。そこで欧太郎は、琴音がヤミ金融にも手を出していたらしい、とその男たちに教えられる。数馬が明日から研修のためにフランスに行ってしまうこともあって、欧太郎は不安な気持ちで一杯だ。
 同じ頃、松本家では、ひとりでお湯を沸かしていた鈴(山田夏海)が、危うく大ヤケドするところをやってきた志摩子(梶芽衣子)に救われる。梓が寝室でぼんやりしていた時の出来事だった。怒った志摩子は、梓には任せられない、と鈴を自宅に連れ帰ってしまう。

 あくる日、梓の元に、差出人の名前がない封筒が届く。その中には、欧太郎が琴音と一緒にいるところを隠し撮りした写真が入っていた。
 一方、欧太郎は、琴音に金を貸していたヤミ金融業者に拉致される。暴行を受け、川沿いの道に放り出される欧太郎。するとそこには、愛子(白石美帆)の姿が…。

キャスト

夏川結衣
ユースケ・サンタマリア
北村一輝
白石美帆
佐藤藍子
  ・
戸田菜穂
高知東生
  ・
火野正平
梶 芽衣子
  ・
いかりや長介

スタッフ

■脚本
  坂元裕二
■音楽
  石田勝範
■プロデュース
  鈴木吉弘
■演出
  林 徹
  成田 岳

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