第5回 2003年11月4日(火)放送 あらすじ

#5 情事ノ代償

 梓(夏川結衣)は、5年前に欧太郎(ユースケ・サンタマリア)以外に好きな人がいたことを彼に告白した。欧太郎にすべてを知ってもらった上で、もう一度やり直そうとしたのだ。しかし欧太郎は、そんな梓の思いを受け止めることが出来ず、家を飛び出してしまう。
 失意の梓の元に、数馬(北村一輝)から電話が入った。研修先のフランスから戻ったのだという。会って欲しい、と数馬に言ってしまう梓。そして梓は、ホテルカリフォルニアの二〇八号室で数馬と会う。それは、1週間前に数馬が言った、“約束の日”の出来事だった。
 数馬と関係を持ってしまった梓は、親友の樹里(戸田菜穂)に連絡を取り、彼女の部屋に身を寄せた。
 欧太郎の母・志摩子(梶芽衣子)は、家を空けた梓の無責任な行動に怒り、欧太郎に離婚を勧める。それでも欧太郎は、今度のことは自分も悪い、と梓をかばった。が、そうは言っても、これからどうすればいいのかわからず、仕事にも全く身が入らない。真子(石田未来)に、愛子(白石美帆)と抱き合っている写真を撮られ、強請られているのも欧太郎にとって気がかりなことだった。
 一方、草間(いかりや長介)と里美(佐藤藍子)は、井伏次郎(児玉謙次)を訪ねていた。井伏は、30年前に霧子村で一家惨殺事件が起きた当時の村長だった。
 そんな折、調査の拠点となっているホテルカリフォルニアの二〇九号室で眠っていた草間が、嫌な予感がして目を覚ますと、そこにはまたもや男の姿が…。

キャスト

夏川結衣
ユースケ・サンタマリア
北村一輝
白石美帆
佐藤藍子
  ・
戸田菜穂
高知東生
  ・
火野正平
梶 芽衣子
  ・
いかりや長介

スタッフ

■脚本
  坂元裕二
■音楽
  石田勝範
■プロデュース
  鈴木吉弘
■演出
  林 徹
  成田 岳

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