第1回 2012年1月10日(火)放送 あらすじ

超ドSシェフ誕生…満足させてやる!

「30歳になるまでに芽が出なかったら、見習いシェフになる」。
ロックバンド『ROCKHEAD』のベーシスト・山手英介(向井理)は、人気フレンチレストラン『ル・プティシュ』のオーナーシェフである母・華子(片平なぎさ)と期限付きの約束を交わし、調理師専門学校を卒業後、仲間たちとロックに身を捧げてきた。

ところが、30歳を目前に控えたある日、ボーカリストの平塚拓(三浦翔平)が脱退したのを機に、バンドは突然の解散。英介は音楽の夢をあきらめきれないまま、仕方なく華子のもとで料理の修行を始めようと考えるが、息子の胸中を察した華子はそれを許さず、逆に、「やれるとこまで頑張りなさい」と、英介を励ます。

しかしその矢先、華子が突然倒れ、帰らぬ人となってしまう。悲しみに暮れる英介は、母の店を守ろうと、今度こそシェフになることを決意。だが、店はすでに人の手に渡っていた。以前から『ル・プティシュ』をプロデュースしたいと話を持ちかけていた、新進気鋭の実業家・麻生時男(稲垣吾郎)が、英介の父・太朗(大杉漣)を騙し、従業員ごと店を買収していたのだ。麻生は、華子が大切にしていた店を大幅に改装し、高級フレンチレストラン『ガステレア』としてオープンさせるつもりだった。

それでもあきらめきれない英介は、華子が画家である太朗のために、アトリエとして借りていた倉庫でレストランを始めることに。『ROCKHEAD』のメンバーだった住吉賢太(塚本高史)と藤沢剛(川畑要)や、旧『ル・プティシュ』で働いていた海老名睦子(片桐はいり)とともに、新しい『ル・プティシュ』のオープンに向けて準備を進める。

オープン当日、20歳の誕生日を迎えた女子大生の大楠千絵(瀧本美織)は、以前から憧れていたフレンチレストラン『ル・プティシュ』を探していた。しかし、手がかりだった雑誌の切り抜きに記されていた場所には、麻生がオーナーを務める『ガステレア』が。
やがて、電柱の貼り紙を頼りに『ル・プティシュ』に辿り着くが、そこはレストランとは思えないボロボロの倉庫。さらに、店の前で、地面にベースを叩きつける英介の姿を目撃して…。

キャスト

スタッフ

【脚本】
大森美香

【演出】
本橋圭太
白木啓一郎(関西テレビ)
木内健人

【プロデュース】
河西秀幸(関西テレビ)
平部隆明

【音楽】
大橋トリオ

【制作】
関西テレビ
ホリプロ

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