第10回 2012年3月13日(火)放送 あらすじ

最後の客を最高の仲間と料理で

麻生(稲垣吾郎)から引き抜きの話を持ちかけられた英介(向井理)は、賢太(塚本高史)と剛(川畑要)も『麻生コーポレーション』の社員に採用するという条件を聞き、戸惑う。麻生は、英介にフランスで2年間修行をさせた後、同社の11番目のレストランの料理長にすると宣言。さらに、店を任せる際には『ル・プティシュ』の店名を返上し、賢太と剛も従業員にすると約束する。

そんな中、睦子(片桐はいり)が、この日13番目に来る客が、開店以来300人目となる記念すべき客だということに気付く。果たしてどんな人物が来店するのかと、期待を膨らませる英介だったが、突然、拓(三浦翔平)から千絵(瀧本美織)と付き合うことにしたと聞かされ、言葉では祝福するものの、心の内ではなぜか納得できずにいた。

その夜、『ハラペコキッチン』には通算300人目の客となる金沢亜矢子(矢田亜希子)が来店。歓迎ムードをよそに、亜矢子は「この店、閉めてもらえますか?」と英介に苦情を。実は、亜矢子はレストランの建物の大家で、自分の海外滞在中に、勝手に倉庫をレストランに変えられたことに怒っていた。料理を認めてもらい、どうにか発言を撤回させようと真剣になる一同。しかし亜矢子は味オンチで、英介の料理に興味を示すどころか、持参した調味料を大量にふりかける始末…。

後日、太朗(大杉漣)は英介とともに不動産会社へ向かう。しかし、契約が切れる夏までに立ち退きするよう命じられ、英介は仕方なく物件探しに奔走することに。一方、亜矢子の一件を不思議に思った太朗は、麻生のもとへ。すると予想通り、麻生がロンドンにいた亜矢子と、倉庫の契約状況について密かに連絡を取っていたことが発覚。そんな折、拓(三浦翔平)が新たに結成するバンドの一員として活動することが決定し、睦子(片桐はいり)も離婚調停が成立して、娘のいる福岡へ行くことに。メンバーが店を離れることに一抹の寂しさを感じる英介だったが、その様子を見た賢太と剛からフランス修行を勧められる。翌朝、英介は、ある決意の表情で厨房に立っていた。

キャスト

スタッフ

【脚本】
大森美香

【演出】
本橋圭太
白木啓一郎(関西テレビ)
木内健人

【プロデュース】
河西秀幸(関西テレビ)
平部隆明

【音楽】
大橋トリオ

【制作】
関西テレビ
ホリプロ

バックナンバー