第4回 2005年5月10日(火)放送 あらすじ

#4 年下男がアツい!!

 千春(稲森いずみ)はホテルに出入りしている花屋の青年からラブレターをもらった。えり子(青木さやか)は「カワイイ子じゃん」と言ってくれたが、相手が13歳も年下と知って千春は素直に喜べない。
 その夜堀内(伊原剛志)と妻の夕子(三浦理恵子)にばったり出くわした。「ウチのダンナですぅ」。夫がまさか千春と不倫していたなんて知らない夕子はアツアツぶりを見せつけた。千春は「素敵なダンナさまですね」と応じたが、自分は一人きりだと実感させられてしまった。
 ある日千春は一樹(要潤)から接待ゴルフへの参加を頼まれた。一樹は山梨にリゾートホテルの新規事業を計画しているのだ。千春は実家の近くに来たので、入院している母親の秋子(大森暁美)を見舞うことにした。コンペでは千春のおかげで地元県会議員との会話もはずみ、一樹は「君に来てもらって良かった」と素直に礼を言うと病院まで送り届けてくれた。ところが送ってくれた一樹のことを恋人と思い込み、ぬか喜びと知った千春の両親はがっかり。その上母親からは「あんた、一生一人のままよ」と言われ親子ゲンカ。せっかく明日退院だというのにお祝いの言葉も言わずじまいで千春は病室を後にしてしまった。『一生一人かもしれないよ…なんて自分でも思っていること言われると冷静じゃいられない』。
 落ち込む千春に「喧嘩できるだけ羨ましい」と一樹は父親の敷いたレールの上を歩かされてきた気持ちを語った。そして地元の子供たちが野球をしている中に入り、楽しそうに遊ぶ一樹の表情にこれまでとは違う一面を見た気がした。
 二人は東京に戻って飲むことにしたが、酔いつぶれた一樹はタクシーの中で寝てしまい、どうしようか迷った千春は社員寮のなつみの部屋に連れて行くことにした。「ありゃ?いないの?」なつみの姿はない。「いいよ、ここで」。うわ言のようにつぶやくと一樹は上着を脱ぐとベッドに倒れこんだ。急に酔いが回ってきた千春も一緒に倒れ込んでそのまま眠ってしまった。
 翌朝目覚めた千春は、隣りで上半身裸の一樹を見て、自分の着衣に乱れがないか確認した。目覚めた一樹に向かって「心配しないで、指一本触れてないから」「俺の言うセリフじゃない?」その時カギが開く音がした。「千春さん、最低!」。そこには怒りをあらわにしたなつみが立っていた─。

キャスト

大島千春(33) … 稲森いずみ
三原なつみ(25) … 釈 由美子
甲本一樹(28) … 要 潤
山岸えり子(33) … 青木さやか
甲本 椿 (27) … 石川亜沙美
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三宅修二(26) … 金子貴俊
真鍋健蔵(47) … 佐戸井けん太
谷村誠 (38) … 高知東生
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堀内夕子(31) … 三浦理恵子
一条杏子(41) … 川島なお美
堀内正光(40) … 伊原剛志

スタッフ

■脚本
 後藤法子

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 安藤和久(関西テレビ)

■演出
 池添 博
 他

■音楽
 大島ミチル

■制作
 関西テレビ
 MMJ

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