第6回 2005年5月24日(火)放送 あらすじ

#6 働く女で何が悪い

 谷村(高知東生)のバーでえり子(青木さやか)はニンマリした。道路建設で実家の裏山が1億円で売れそうだという。「とりあえず仕事は辞めるね。」ご機嫌なえり子だが千春(稲森いずみ)もお楽しみが間近に迫っていた。リフレッシュ休暇を利用して南の島へ、のんびり一人旅に出かけるのだ。
 出発当日、空港へ直行すればいいものを仕事が気になるものだから職場に顔を出すと、なつみ(釈由美子)から「あたしも30過ぎたら一人旅、楽しめるかな」とやんわり嫌味を言われた。おまけに修二(金子貴俊)が仕事の不手際を一樹(要潤)から叱責されているのも目にしてしまった。空港へ向かおうと千春がタクシーに乗ると、真鍋部長(佐戸井けん太)からケータイがかかってきた。「ごめん、戻ってきて~!」なんと修二が退職届を置いていなくなったのだ。
 南の島は夢と消えた。かわいい後輩のピンチを知らんぷりはできない。仕事に戻ったが修二の仕事を全て引き受け大量の資料にゲッソリ。海外旅行の荷物を片付けながら「人はみんな、なんで働いてるんだろう…」とふと思ってしまう。
 翌日、千春はなつみと連れだってエステ企業の敏腕女社長、倉田ミホ(木野花)へセミナー開催の売り込みに訪れたが、いきなり「若いキレイな男と仕事する方が楽しい」と言われて余計に闘志をかき立てられ「この仕事、絶対取ってやろうよ」と燃えた。同僚の若手男性二人を引き連れてバーで接待したものの、ミホの反応は「面白くないねえ。」彼女の底なしのパワーに千春たちは圧倒されっぱなし。だがこれぐらいで引き下がる千春ではない。
 一方、なつみは警備員のバイトをしていた修二とばったり出くわした。「営業って向いてないんだ。千春さんには言わないでね。」言葉とは裏腹にまだ気持ちは揺れ動いているようだ。「あたしも辞めちゃおうかな」千春には決して弱いところを見せないなつみも、なぜか修二の前では素直になれた。
 そんな中、千春が谷村の店に顔を出すと、とんでもない場面に出くわしてしまった。奥のテーブルで杏子(川島なお美)と夕子(三浦理恵子)が真剣な面持ちで堀内(伊原剛志)と向かい合っているではないか。どうやら堀内がオーナーを務めるレストランでスタッフが引き抜かれた件で夕子から泣きつかれた杏子が話し合いに立ち会うはめになったらしい。その時千春は堀内と目が合った。南の島にいるはずの千春の姿にとまどう堀内。千春はどうしていいか分からず店を飛び出した。避けていたと思われても仕方ない…。その夜言い訳めいた長いメールを送ったが、堀内からのメールは返ってこなかった──。

キャスト

大島千春(33) … 稲森いずみ
三原なつみ(25) … 釈 由美子
甲本一樹(28) … 要 潤
山岸えり子(33) … 青木さやか
甲本 椿(27) … 石川亜沙美
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三宅修二(26) … 金子貴俊
真鍋健蔵(47) … 佐戸井けん太
谷村 誠(38) … 高知東生
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堀内夕子(31) … 三浦理恵子
一条杏子(41) … 川島なお美
堀内正光(40) … 伊原剛志

スタッフ

■脚本
 後藤法子

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 安藤和久(関西テレビ)

■演出
 新城毅彦
 他

■音楽
 大島ミチル

■制作
 関西テレビ
 MMJ

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