第3回 2005年5月3日(火)放送 あらすじ

#3 不倫はやめよう!

 仕事を終えマンションに帰った千春(稲森いずみ)はハッとなった。鍵が壊され、ドアが開いている! 空き巣に入られたのだ。千春は職場であるグランフォートホテルトーキョーで一夜を過ごすことにした。副社長の一樹(要潤)はスイートルームを用意してくれたばかりか、ワインを携えて「大変だったね」と様子を見にやってきた。そこへ杏子(川島なお美)がちょうど通りかかり、二人の様子を見て一人楽しげに「黙っといてあげる」と耳打ちされたが、誤解されて千春はうんざり。しかし完全に杏子は二人が付き合っていると思い込み、黙っていられるはずはない。
 さらに一樹と入れ替わりに堀内(伊原剛志)が心配して駆けつけた。早々に追い返すつもりでいたのに、翌朝目覚めたら同じベッドの中。職場に不倫相手を連れ込んだのがバレたら大変だ。大慌てで堀内をエレベーターに押し込んだ直後に、なつみ(釈由美子)とバッタリ。間一髪セーフに胸をなでおろした千春だったが、一人暮らしの心細さをしみじみ実感した。「こんな時は、一人暮らしがイヤになる。一緒に住む相手がいてくれたら…」とふと思った。
 千春は引っ越し先が見つかるまで社員寮に入ることに決めたが、なんとそこには、なつみも暮らしていた。まさかなつみが寮暮らしとは意外だったが、室内は男たちからもらったブランド品でいっぱい。「いらないって言っても買ってくれちゃうんですよね」。面白くない千春は「1週間で出ていくから!」と早速バトルの始まり。翌朝も寝坊して慌しくメイクをする千春を尻目に、なつみはストレッチ運動をして優雅にハーブティを飲み、あっという間にメイクも終わらせた。「30代の人って、やっぱり使ってる化粧品も違いますね」と自分にはまだまだ必要ない、といった様子。「お先でーす」とダッシュする千春を追い越し自転車で颯爽と出かけていった。
 出社しても千春はうんざりすることの連続。杏子は部長の真鍋(佐戸井けん太)や椿(石川亜沙美)、修二(金子貴俊)を前に千春と一樹のことを暴露寸前だし、クレームを付けてきた中年男性客からは「女じゃ話にならん」と小バカにされた。
 その夜、不倫はやめようと何度も思っていた千春は、とうとう覚悟を決めて別れ話をするつもりで堀内を呼び出した。しかし、仕事のグチを聞いてもらっているうちに何だか元気が出てきていた。堀内は千春が遅刻しても怒らないし、グチだって嫌な顔一つせずに聞いてくれる。働く女にとってこんな都合のいい相手はいないのだ。とりあえず別れ話は次回にしようと思い直した千春は、必要な書類をホテルのフロントに預けたままなのを思い出した。堀内は当たり前のようにタクシーで付き合ってくれた。「お待たせ」。書類を受け取った千春が再びタクシーに乗ろうとした時、通用門から人影が近づいてきた。残業を終えたなつみと一樹だった。よりによって堀内と一緒のところを見られるなんて…どうしよ~。

キャスト

大島千春(33) … 稲森いずみ
三原なつみ(25) … 釈 由美子
甲本一樹(28) … 要 潤
山岸えり子(33) … 青木さやか
甲本 椿(27) … 石川亜沙美
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三宅修二(26) … 金子貴俊
真鍋健蔵(47) … 佐戸井けん太
谷村 誠(38) … 高知東生
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堀内夕子(31) … 三浦理恵子
一条杏子(41) … 川島なお美
堀内正光(40) … 伊原剛志

スタッフ

■脚本
 後藤法子

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 安藤和久(関西テレビ)

■演出
 池添 博
 他

■音楽
 大島ミチル

■制作
 関西テレビ
 MMJ

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