第16回「勝負を賭けたプレゼン」

いろいろ考えをめぐらせていたボンサムは明かりの消えた事務所に忍び込んでカン・ホの席に座り、コンピューターをつけてネットワークにつなげる。カン・ホの住民登録番号、電話番号、社員番号などを入力していたボンサムはほくそえむ。

英語のプレゼンテーションが行われ、幹部たちはカン・ホ、ミオク、ボンサム、ヒョナら若手社員の英語のプレゼンテーションを審査する。カン・ホはヒョナと練習したとおり、丸暗記した文章を最後までつかえることなく発表して自分で自分に満足する。そんなカン・ホの姿にミオクは、彼を好きになるのはよそうと思っていた気持ちが雪のように解けていくのだが……。