2019年6月9日(日)放送 みどころ

それでも私は生きてゆく

ほんの8年前までは、好きな仕事でバリバリに働いていた美怜、37歳。彼女を突然襲ったのは、難病ALSだった。進行が進み発病から3年で手も足も動かなくなってしまった。食事も排泄も、生活の全てを両親とヘルパーたちに介護してもらい生活している。

ALSには有効な治療法もない。「呼吸器を付けなければ、あと3か月の命」と医師に宣告され、やむなく呼吸器を付けることを決断した。

しかし彼女はへこたれない。お世話になった人たちに会うため、呼吸器を付けて飛行機に乗り沖縄へ。そしてALSという病気を世の中に知ってもらうため、全国を動き回る。それは、限られた時間との戦いだった。

進行が進めば、目も閉じてしまい、全く外界とコミュニケーションが取れなくなる。
その「閉じ込め状態」になっても生き続けなくてはならないことを美怜は恐れていた。
海外のいくつかの国で認められている「安楽死」が、日本では認められていないからである。

発病から8年が経ち、顔の筋肉も動かせなくなっていき、美怜は表情を失った。絶望の淵に立たされても、美怜は「幸せの瞬間」を求めて生きていく。

キャスト

【語り】
板橋恭史

スタッフ

【チーフプロデューサー】
張江泰之

【演出・撮影・構成】
込山正徳

【制作協力】
ファルーカ

【制作著作】
フジテレビ

【エンディング・テーマ曲】
〈曲名〉サンサーラ
〈作曲〉山口卓馬、書上奈朋子
〈編曲〉宮崎誠
〈歌〉The Super Ball

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