2025年3月16日(日)放送 みどころ

われら旅芸人の大家族 ~僕とわたしの生きる道~ 後編

日本各地を“ひと月ごと”に移動しながら生活する…そんな日々を送る若者たち。令和の時代に「大衆演劇」に青春を懸ける若者たちの日々。

「日本一の劇団になる」そんな決意を大衆演劇の聖地、浅草の木馬館の舞台で、初めて口にした若手座長の暁人さん(26)。移り変わる時代の中で、自分たちが人生を懸ける大衆演劇は本当に生き残っていけるのか。そのためにも劇団暁が大衆演劇界の先頭に立とうと暁人さんは自らを追い込んでいた。ところが、この年、初めて訪れた関西公演で、思わぬ客の不入りに直面する…

母と訪れた劇団暁の公演を見て、高校を中退し、この世界に飛び込んだのが17歳の楓馬さん。大衆演劇に縁はなく、芝居の経験もゼロ。同世代の団員とともに稽古に励む日々だが、なかなか上達せず、舞台で怒られてしまうこともしばしば。そんな中、楓馬さんに大きなチャンスが巡ってくる…

そんな劇団暁のホームグラウンドが、自然豊かな栃木県塩谷町で30年の間、公演を続ける芝居小屋「船生かぶき村」。客の高齢化やコロナ禍の影響もあり、存続の危機に陥っている劇場の再建に動き出していたのが社長の春樹さん(41)。10代から役者一筋で、慣れない営業活動が思うように進まない中、老朽化した劇場を新しくしようと、自らの手で改修を行うなど奮闘を続けていた。新たな客を獲得し、生き残りを掛けた「かぶき村」が生まれ変わろうとしていた…

キャスト

【語り】
趣里

スタッフ

【ディレクター】
加茂愛子

【構成】
茂原雄二

【プロデューサー】
伊豆田知子

【チーフプロデューサー】
西村陽次郎

【制作協力】
スローハンド

【制作著作】
フジテレビ

【番組テーマ曲】
<曲名>サンサーラ
<歌>WON
<作詞・作曲>山口卓馬、書上奈朋子

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