数々の有力選手を指導する長光歌子先生が
フィギュアスケート界を楽しく語ります!
歌子の部屋
vol.7
対談企画 ゲスト:佐藤久美子先生
トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんの育成をされ、浅田真央さんの最後の指導者となった佐藤夫妻の、佐藤久美子先生にお話を伺いました。
コーチとしての想い

歌久美子先生は、選手を指導する時に気にしている事とかあるんですか?
久そうですね。私はコーチとして一番大事なのは熱意だと思うんです。私は短気で、主人はコツコツしぶといタイプなので、そのバランスがあって、熱意があるから今でもコーチでいられるんじゃないかなと思うんですよね。自分が元選手だろうがどうだろうが、教える相手に向ける熱意が大事なんだと思います。若い先生でも、濱田美栄さんのように、熱心にあちこち出かけて行って、常に選手の事を考えていらっしゃいますよね。選手の事を熱心に考えられる先生がいるからこそ今の日本のフィギュア界が頑張って行けるんだと思いますね。
歌私は教える実力も、ストイックな感覚もなかったですから。みんなに助けてもらおうって思っていましたけど。
久そんなことないですよ。歌子先生とご主人が大ちゃんに注いだエネルギーってすごかったと思いますよね。
歌主人はいまだに大輔の大ファンですから、いまだに昔の演技をテレビで見たりしてますよ(笑)大輔の大ファンだしフィギュアスケートが好きなんですよね。
久大輔君を預かって、生活も共にして、乗り越えることも多くて並大抵のことじゃないですよ。
歌ありがとうございます。信夫先生も久美子先生もずっと変わらずに情熱を持たれていってください。
久私は気の向いた時に行くタイプで、ムラが多いけど、主人に助けられていますね、あの人はいつも同じですから(笑)
歌いいお話しを聞けました。ありがとうございました!
久ありがとうございました。

- 長光歌子(ながみつ うたこ)