インタビュー

大澤 悠役 美山加恋さん

  • 原作は読まれましたか?

    読みました!これまでも“飯テロ”マンガはいくつか読んでいますが、感動することはあっても実際に食べたくなることはなかったんです。でも『ラーメン大好き小泉さん』は100%ラーメンが食べたくなる作品で、原作の持つ力に驚きました。ラーメンが美味しそうなことに加え、豪快にすする姿の迫力に完全に圧倒されました(笑)。

  • 大澤悠を演じてみて、どんなことを感じていますか?

    撮っていても、見ているだけでもひたすら楽しい現場です。カット割りが多くて1シーンを細かく細かく撮っているんですが、それがつながるとどういう映像に仕上がるのかが想像つかないので、完成映像を見るワクワクがあります。

  • 1、2話だけでも3店のラーメンを食べていますね。

    どれもとても美味しかったです!高校生の頃に「蒙古タンメン中本」さんには行ったことがありましたが、ほかのお店は初めてでした。「二郎」さんのラーメンはウワサ通り、かなりのボリュームでしたね(笑)。悠は“ラーメンを食べている小泉さん”が好きなのでそれほどラーメンを食べない役なんですが、現場でラーメンを目の前にするとガマンできずにカメラが回っていない時にしっかり食べちゃってます(笑)。

  • ラーメンの新しい魅力は発見しましたか?

    1話の悠のセリフでもありましたが、私もラーメンを並んでまで食べたいと思ったことなかったんです。でも3話では行列に並ぶシーンがあり、撮影でも食べるシーンまでかなり時間があったのですが、その後に食べたラーメンが本当に美味しくて!行列に並んででも食べたくなる美味しいラーメンがあるんだってことを初めて知りました(笑)。美味しさと行列の長さは比例します!!

  • ラーメンを食べるシーンが多いことで気をつけてることはありますか?

    これまでこんな短期間に集中してラーメンを食べることがなかったので、なるべく他の食事では炭水化物はとらないように気をつけています。お弁当はおかずのみにしてご飯を抜くなどしていますが、それも普段はなかなか行けないような有名店の美味しいラーメンのためだと思えば全然苦ではありません。むしろ、この作品の醍醐味だと思って楽しんでます(笑)。

  • 美山さんには、小泉さんにとってのラーメン、悠にとっての小泉さんのように夢中になるものはありますか?

    アニメやマンガにかけてはかなりの情熱を注いでいます。好きな作家さんのサイン会に並ぶことも、発売日に並ぶことも普通にあります。好きなものを手に入れるためには並ぶのは当たり前という感覚なので、小泉さんが自分の好きなラーメンのために並ぶ行為もごく当たり前のこととして理解できます。

  • 美山さんは身近に小泉さんのような人がいたらどうしますか?

    興味深いので、やはり悠のように近づいていくかもしれません(笑)。たとえジャンルが違っても自分の好きなことに一生懸命になっている人は好きだし、実際にそういう友達も多いので、小泉さんとも仲良くなれる気がします。

  • 最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします!

    ちょうど小腹が空く、夜遅い時間に見るにはもってこいの“飯テロ”ドラマです(笑)!このドラマを見ると、翌日のご飯がさらに楽しみに、さらに美味しくなること間違いなしです。美味しいラーメンのほかにも、悠の小泉さんへの好き好き光線など、いろんな楽しみ方ができるドラマだと思うので、ぜひ見てください!!