11月7日に愛知県丹羽郡大口町の大口中保育園で、8日には名古屋市の新開保育園と都保育園で食育出前授業『ハロー！どっこくん。』を開催しました。
今回の先生は梅津弥英子アナウンサーと東海テレビの庄野俊哉アナウンサー。東海テレビの「イッチー」も登場して、子どもたちと元気に「どっこくん体操」をしました。

フジテレビ　梅津弥英子アナウンサーからのメッセージ

このページを開いてくださった方は、幼児教育について関心がある方なのだと思います。本当にありがたいです。というのも、日頃ニュースに関わっている私も下の子が卒園して早4年、少しずつ遠い存在になっていたからです。


今回は、私にとって愛知県での初めての食育授業、そして久しぶりの『どっこくん！』でした。
「どっこくん体操はまだしもピーヒャラダンスは踊れないなぁ…」そんな不安？緊張？のドキドキを感じていました。同時に「愛知県の園児さんたちは元気かな？おとなしいかな？ヤンチャかな？」そんなワクワクも感じていました。

しかし私の不安は、始まる前から吹き飛びました。そう！今回は頼れる先輩と一緒だからです。園児に「おじさん」と呼ばせて笑わせ、保護者の会話にあっという間にとけ込み、先生とは男性保育士事情で話し込む。聞けば、庄野さんが保護者としてお付き合いされた先生とのご縁が、ずーっと続いていて、だからこそ今回の食育授業が実現したというのです。人の話を真摯に聞く、人との繋がりに感謝する、自分が手に入れた縁を地域に還元する。アナウンサーの仕事の仕方として、とても温かな刺激を頂きました。

3つの園に次々に伺ったのも初めてでしたが、とにかくどこも元気いっぱいでした。最初から声がたくさん聞かれた園、紙芝居から盛り上がって前に走ってくる子が多くてスタッフ一同焦った園、乳児さんが途中で加わってくれた園もありました。みんなで歌いながら入場したり、イッチーと記念写真を撮ったり、たくさん楽しい仕掛けもあって、あっという間の2日間でした。

また愛知県に伺いたいです！！皆さん、ありがとうございました！
この活動を通じて少しでも幼児教育の環境に興味を持ってくださると嬉しいです。保育園についてあるいは保育士についての批判的なニュースばかりでなく、温かな目が向いて環境が改善できるよう力になるにはどうしたらよいか、これからも考えていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

文：梅津弥英子（フジテレビ　アナウンサー）

東海テレビ　庄野俊哉アナウンサーからのメッセージ

「前にも来てくれたね！」150人近い園児の中で、年長さんの一人が言ってくれました。 「覚えていてくれたんだ…」。確かに、この大口中保育園は2年前に訪れていて、声をかけてくれた女の子は、まだ小さかったはずです。

今回の『ハロー！どっこくん。』は、2日連続の3園訪問で、子どもたちのパワーを前に「体力、持つかなぁ」と不安になっていた私にとって、この一言は何よりの力水となりました。

明けて2日目の名古屋市瑞穂区「新開保育園」は都市型の保育園で、集合住宅の一角にあります。牛田園長は、名古屋市で2人目に採用された男性保育士で、新任のころ私の娘もお世話になった大恩人…
何故保育士になったのですか？と尋ねても「ようわからんわ～」と、名古屋弁で返されますが、子どもたちには大人気の先生でした。


責任者に立場は変わっても、多様な園児をまとめて引っ張る底力は健在です。朝10時、園児たちはパワー全開！こちらも「後のことは考えず」全力で立ち向かいます。おっと、大事なことをわすれていました。後先考えずに全力疾走できるのは、今回ご一緒させて頂いた梅津弥英子アナウンサーのおかげ。
お子さんがいらっしゃるので園児の扱いがとても上手…というより、完璧なコントロールです。子どもたちもその語りに、ぐんぐん吸い寄せられます…すごい。

車で30分ほど移動して、3園目は千種区の「都保育園」。こちらも住宅地にある保育園です。
お昼寝後で皆、最初はちょっと人見知りしているのかな…と思いきや。東海地方でのハロー！どっこくん。何回も続けさせて頂くと、新しい出会いはもちろん嬉しい再会もあります…。

もちろん多大なご苦労の上ではありますが、多くの卒園生たちの記憶に残る先生方が、ちょっとうらやましいな…と思った、今回でした。

文：庄野俊哉（東海テレビ　アナウンサー）