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社会のためにトピックス

10月29日 東京音楽大学で「あなせん」特別講座を実施

[2018年12月7日更新分]

【2018年10月29日】【今回の先生:佐々木恭子アナウンサー】【東京音楽大学 大学院1~2年生 特別講座】

あなせん日記

フジテレビ 佐々木恭子アナウンサーのリポート


通常の『あなせん』の活動は「広い地域の、たくさんのお子さんにお目にかかりたい」という目的があるので、お子さんとの関わりは、大概1度きりのチャンスです。
しかし!
今回の東京音大での『あなせん』は、音大院生のための特別版で、昨年に続き2度目の開催。昨年1年生だった学生さんたちに再会できるとあって、楽しみでなりませんでした。

なぜ、音大で『あなせん』なのか?
音楽家は、サロン規模から大ホールまで、様々な場で話すことが多いといいます。もちろん、演奏で聴衆に感動を届けるのに、言葉は不要であるケースもあると思います。
でも、もし話すことが必要な場で、音楽が好きな人はもっと好きになってもらえるような、あるいは、たまたまその場に居合わせた方の音楽への興味関心の扉を開くことができたら、演奏家と聴衆の距離は、もっと特別な、親密なものになると思うのです。

学生さんたちはとても素直。
楽器は得意だけど、話すことは苦手…ともじもじ。
その瞬間、私の心が着火します。人前で話すのが苦手な気持ち、過去の自分を見るようで、誰より共感できるんですもん…。


音大生は、「継続して練習すること」「人前で自分を表現すること」を普段から意識している人たちです。「言葉で伝える」「話す」のは、普段練習している楽器を自分の体に置き換えるだけ。そう説明して、姿勢や発声の実践練習をすると、ぐんぐん吸収してくれます。

そのあと、実際に2年生に卒業コンサートやホールなどをイメージして、演奏曲の導入解説をしてもらいました。空間の最後列よりもう一列後ろの人にまで届くイメージで話してみましょう、という私自身も師から教わった大事なカギをお伝えすると、話す人のオーラが増していきます。

言葉を通して心をやりとりするわけなので、目線を落として一方通行で話すより、空間にいる「人」を意識し、「伝わっているかな」と確認しながら進める―、そんな小さな差でも大きな違いを生むなぁと体感させてくれました。

まもなく、それぞれに進路を踏み出す大学院生たち。90分の講座の中で、何か一つでも取り入れて、自身の表現に自信がプラスされたら…こんなに嬉しいことはないですねっ!

文:佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

●昨年の「あなせん」@東京音大の模様はこちらから

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