フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

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2012年度 環境活動報告

フジテレビは、番組等を通じて生活に密着した環境問題から地球規模の環境問題まで幅広く環境関連の情報提供や問題提起を行っています。また、一企業としてもさまざまな環境活動を通じて地球環境保全への努力をしています。月2回、社屋周辺(お台場)の清掃活動を継続しているほか、さまざまな環境への取り組みを行いました。また各部局ごとに独自の方策で、省エネ・省資源にも努めています。

社屋周辺清掃ボランティア活動

プロジェクトチームメンバーが中心となり、毎月第2・4月曜日の昼休みに行っている、社屋周辺での清掃ボランティア活動。2008年から継続的に実施している。2011年からはプロジェクトメンバー以外にも、社内有志が参加。

「お台場合衆国2012」での環境活動

会場で、2007年から継続して、ゴミ箱周辺に「自サイクル」マークのサインを設置。来場者にゴミ分別の協力を訴えた。「自サイクル」とは、「環境への配慮は、社会のためであり地球のためであり、そしてなにより自分のため」という思いを込めたフジテレビオリジナルの言葉。

10月17日に「臨海副都心まちづくり協議会」が清掃キャンペーンを開催し、臨海副都心に事業所がある51社のうち37社190人が参加。フジテレビも『エコアナ』3人を含む25人が参加した。 (2013/10/17)

  フジテレビチームは総勢25人




プロジェクトメンバーら15人が参加して、東京都が主催する「海の森」植樹を行った。「海の森」プロジェクトとは、フジテレビ社屋に程近い東京湾に浮かぶ、ゴミと建設発生土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地およそ88ha(日比谷公園の5.5倍)に樹を植え、48万本で美しい森に生まれ変わらせようというもので、 2007年から継続的に行っている。フジテレビのメンバーが参加するのは、2年前に続き2回目。およそ1時間ほどでクロマツ、タブノキ、ムクノキ等7種類156本を植樹。今回の春の植樹全体では2日間で40を超す団体約750人が参加、およそ13,000本の苗木を植えた。
(2013/3/24参加)

10月10日フジテレビが声かけをしてフジ・メディア・ホールディングス各社とともに初めての合同清掃ボランティア活動を実施。 フジ・メディア・ホールディングス(23社で構成)の16社から68人ものボランティアが集まり、トングとゴミ袋をもってフジテレビ社屋周辺の清掃活動を行った。清掃終了後に、社内のストックヤードの見学も行った。 (2013/10/10実施)

みなさん、楽しそう! 集めたゴミは、
70リットルのゴミ袋10袋以上!

リサイクルのためのゴミ分別キャンペーン運動の展開

総務局と合同で社内からでるゴミの11分別を徹底し、リサイクルを推進している。特に新入社員・フジテレビ社屋内で働く新スタッフに、入講証を発行する際、分別マニュアルを配布。さらに、機密文書の誤廃棄なくすべく、エレベーター内のモニター「えれび。」を通じた社内向けアピールを積極的におこなった。

あげます!さがしています!掲示板

フジテレビ社員一人一人の身の回りから「リユース」を始めよう!という企画から、イントラ限定の社員・スタッフ参加型サイトを作成した。2010年4月から73件の交渉が成立している。

全社的な環境活動

総務局を主幹に、地球温暖化防止のための温室効果ガス排出量の削減に計画的に取り組んでおり、東京都の環境問題対策に関する指針「総量削減義務と排出量取引制度」に沿って、2010年度から2014年度にわたる 5ヵ年計画を立て、期間内に温室効果ガス排出量6%削減(2002~2004年度実績の平均値対比)義務を達成するため、省エネ機器の導入やクールビズ、ウォームビズなどの対策を実施している。2012年度の結果として、フジテレビ本社ビルの二酸化炭素CO2の排出量は、19,497トンで、6%の削減義務を大きくクリアして21%削減を達成した。
(2011年度は24%削減)

地球温暖化防止への取り組み

国の省エネ法、東京都の条例で定められた対応方針に則り、エネルギー使用量の削減に努めている。(2002年~) カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(イギリスの公認慈善事業を行っている非営利団体。世界中の企業から気候変動への対応を質問状にて情報を収集し、必要とする機関投資家へ情報を開示している)に対して、当社の炭素管理を情報開示するとともに、気候変動対策に取り組んでいる。(2010年~)

  • 温度調節
  • クールビズ、ウォームビズを実施し、CO2削減による地球温暖化防止を推進。「えれび。」やポスター等にて社員、スタッフへ啓発した。

  • 節水
  • 厨房排水を下水道へ排水せずビル内で再生し、中水(トイレ洗浄水)に再利用して水の循環を行ない水資源削減を行なった。(2004年3月~)
  • 館内のトイレ洗浄水のほぼ全てに節水装置を取り付け、水資源削減を行なっている。(2009年11月~)

  • 排気ガス発生抑制
  • 深夜宅送での相乗り促進を強化して、燃料消費減少によるCO2削減を推進。
  • タクシーの迎車をやめ、迎車時の走行が無くなるために車の燃料消費減少によるCO2削減を推進。

  • 節電
  • 社内の冷房効率を上げるために、2011年7月に本社ビルの西側と北側を中心に窓ガラスに遮熱塗装を行ない、節電対応を継続。
  • 環境省の呼びかけに応じてライトアップ施設の消灯(ライトダウン)に2003年から参加。20時~22時の2時間、イルミネーション、外構照明を消した。
    (1)夏至の夜6月21日「ブラックイルミネーション」、(2)7月7日「七夕ライトダウン」
  • 省エネ機器(インバーター・照明)の導入および給排気ファンの運転方法を見直した。
  • 空調機の最適運転(運転時間・設定温度・風量の見直し)を実施。
  • 湾岸スタジオに自然エネルギーである風力・太陽光利用の外灯照明を2007年に設置。
  • 館内全ての自動販売機の蛍光灯を2008年~消灯。
  • トイレ照明の節電(省エネ)のため明るさセンサーと人感センサーを組み合わせた。
  • 震災以降の電力供給不足に対して、状況に応じた電力使用を行い、無駄な電力使用の削減と節電を継続。

  • リサイクルへの取り組み
  • 【文房具類のグリーン購入
  • 最小限必要な文房具等の需品についてはグリーン購入品を積極的に使用。
  • ファックス、コピーなどのリサイクル用紙や、郵便室で受け取る文房具等の需品(日常業務に使用する事務用品等)については、グリーン購入品を積極的に購入している。
  • ※グリーン購入とは消費者や企業が商品を購入する際、環境に配慮したものを選択すること。
    原材料の選択購入等が対象。


  • 【産業廃棄物リサイクル排出量の削減
  • リサイクル率100%の循環型社会形成を目指して、分別したゴミを各種リサイクル処理施設に搬出。本社ビル98%超、湾岸スタジオ100%超を達成している。

  • 【使用済み磁気テープのリサイクル
  • 使用済みのビデオテープ(VHS、ベーカム、D2などハードケース含む)は、館内で消磁作業をしたあと廃棄処分せずに「社会福祉法人・希望の家(栃木県鹿沼市)」に引き取って頂き、そこで各パーツを分解・分別してリサイクルに活用している。
  • ※フジテレビから発生するビデオテープは、ゴミ分別、産業廃棄物排出量には 計上されていない。


「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」プロジェクトを継続実施


「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」プロジェクト

新ゴミ分別キャンペーン代表委員が中心となり<ゴミ分別> <封筒、手提げ袋、文房具用品等の使いまわし> <スイッチオフによって電気の使用量を減らしCO2を削減>の3つを柱とした「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」で、社内の『3R』を推進している。

3Rとは、リデュース(REDUCE:発生抑制)、リユース(REUSE:再利用)、リサイクル(RECYCLE:再生)のこと。エコ社会のキーワードといわれている。

1.ゴミ分別キャンペーン運動の展開
「ゴミ分別キャンペーン」として、社内の分別率状況と分別率向上のための注意点を
毎週社内にお知らせすることにより、ごみ分別率100%を目指した。

2.使いまわしキャンペーン・リデュース&リユース
「使いまわしキャンペーン」を社内各部署のゴミ分別委員とCSR推進室にて実施。封筒・手提げ袋は一度使った物を再使用し、両面コピー等によるOA用紙削減も展開している。更に、パームファイル、文房具も追加し、省資源・循環型社会形成への寄与及び廃棄物削減を目指した。

3.CO2削減キャンペーン
「CO2削減キャンペーン」として、会議室・共用部の照明スイッチオフ、帰宅時パソコン・モニターのスイッチオフを行ない、電気使用の削減量をCO2排出量に換算して、平均的な家庭の何軒分に相当するかを社内にお知らせした。

放送番組における環境への取り組み

環境問題及び環境に関する有益な情報を提供すべく各番組において以下のような環境企画を放送。

報道番組

  • 【環境企画
  • 山の暴れん坊 ヤマビルが住宅街にも出没 (2012/6/14放送)
  • 鎌倉にタイワンリス大繁殖 (2012/7/20放送)
  • 六本木でゴミの不法投棄が横行 (2012/7/24放送)
  • 東京23区でハクビシンの被害相次ぐ (2012/7/25放送)
  • 三重県桑名市の高級ハマグリ密漁現場 (2012/9/13放送)
  • マナー違反にルール無視 外国人急増で変わる富士山 (2012/9/19放送)
  • 沖縄マングース駆除大作戦 (2012/9/27放送)
  • 屋久島 タヌキによるウミガメの深刻被害 (2012/10/4放送)
  • 秋の凶暴スズメバチ (2012/10/12放送)
  • 動物大発生の現場 ムクドリ&ウサギ (2012/10/24放送)
  • 各地でクマ出没 知床のヒグマの生態は… (2012/11/9放送)
  • スーパーニュース 環境問題企画 (2013/3/20放送)

  • 【環境問題について継続的に検証報道を放送
  • 「無理せず電力不足解消? 家庭用蓄電池の実力」 (2012/6/3放送)
  • 最北端のメガソーラー 北国の意外な利点とは」(2012/6/10放送)

  • 【環境企画】
    猛暑目前の暑さ対策の取り組みなどを放送。6月1日「クールシェア」エアコンの電力消費を押さえながら熱中症を防ぐ試みクールシェアの現状を取材した。

  • 【日本初!洋上の風力発電】
    千葉県銚子市の沖合およそ3キロに完成した洋上風力発電を紹介。エネルギー問題に関心が集まる中で、海上に吹く強い風を安定的に利用できるため期待がかかる「洋上風力発電」の現状と課題を紹介した。 
    (2012/10/22放送)

  • 【“脱原発”でCO2増加 COP18開幕で何を目指すのか 】
    地球温暖化対策を話し合う国際会議、COP18が中東カタールで行われた。3年前、鳩山元総理が世界に打ち出した温室効果ガス25%削減という国際公約の重みを次の政権を担おうとする政治家たちはどうとらえるのか。その対応などを取材し、環境問題に対する視聴者への喚起を行った。 (2012/11/26放送)

  • 【太陽光発電屋根貸しスタート】
    屋根を貸すだけで、貸す側も借りる側も恩恵があり、さらにエコ発電もできる太陽光発電をめぐる一石三鳥の取り組みが全国に広がっている。順調に見える太陽光発電の課題と現状を取材。 (2012/11/27放送)

  • 【資源めぐる日中韓攻防と日本のエネルギー政策】
    日本近海に存在が指摘される資源めぐる日中韓の攻防を浮き彫りにすると共に日本の電力不足とエネルギー政策の行方を徹底討論。 (2012/5/27放送)

  • 【東電改革と電気料金値上げのカベ&エネルギー政策の行方】
    東電改革と電気料金値上げのハードルを検証。原発再稼働の困難と電力確保、エネルギー
    政策の今後を探る。 (2012/7/1放送)

  • 【戦略的環境エネルギー論】
  • 日本の水資源の現状と課題 (2012/4/9放送)
  • 経済産業大臣に問う日本のエネルギー (2012/5/10放送)
  • 地球寒冷化の可能性を考える (2012/5/11放送)
  • スマートコミュニティの未来と課題 (2012/5/23放送)
  • 与野党に聞く電力政策 (2012/6/6放送)
  • 世界経済から見る食糧・資源・エネルギー (2012/7/26放送)
  • 2030年のエネルギー政策 (2012/7/27放送)
  • 日本と宇宙戦略 (2012/8/13放送)
  • 国産新エネルギーの可能性 (2012/10/5放送)
  • 原発ゼロの実現性とは (2012/10/19放送)

情報番組

【想定外を想定する…韓国で起きた大停電の教訓】
翌日から始まる“節電期間”を前に、隣国・韓国で起きた大停電を現地取材。“節電意識”を呼びかけた。 (2012/7/1放送)

【花粉、今年は去年の7倍!中国からの“PM2.5”の影響は?】
去年の7倍といわれる“花粉”の飛来。今年はこの花粉が、中国からの大気汚染“PM2.5”と結合すると症状が悪化すると指摘する専門家。特殊カメラを使用し、花粉のような微粒子がマスク内にどのように侵入するのかを映像的に見せた。その対策として、マスクの正しい着用の仕方を紹介。 (2013/2/17放送)

「つなげていこう未来へ続けていこうできること」をテーマに、地球環境大賞を受賞した企業や団体の技術や取り組みを多角的に検証。さらに、電気をすべて再生可能エネルギーで供給し、廃棄物ゼロを目指す、アラブ首長国連邦の最先端環境都市「マスダールシティ」を緊急取材。石油の恩恵を十分に享受できる産油国の次代を見据えた取り組みから、日本の未来に繋がるヒントを探った。 (2012/6/24放送)

バラエティ番組における取り組みにおける取り組み

  • 世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?

2人のディレクターがひとつの国・地域につき2カ所にそれぞれ2週間ずつ滞在、徹底取材し、その国・地域のリアルな姿を紹介する海外情報バラエティ。環境に関しても考えさせられる部分が多い内容となった。

イベント事業における取り組み

「お台場合衆国2012」における節電への取り組み

  • 東京電力管内の節電に伴い、お台場PON地区での電源に太陽光発電による電力を利用し、節電に取り組んだ。上記太陽光発電に加え、来場者の熱中症を予防する目的で、直射日光を遮熱する「フラクタル」という日除けテントも使用し、間接的に節電と環境保全に寄与した。

ダイハツ KOOZA(クーザ)

  • 会場内ゴミ分別の徹底。(ごみを回収し係員により分別後、収集車によりリサイクルへ)
  • ゴミ減らし運動。カン・ペットボトルを潰し分別、ゴミの量を減らす活動。
  • 会場内に植栽を設置し、エコに貢献。 (2011/2/2~2012/4/1開催)

自転車 ecoイベント ENJOY! SPORT アースライド

  • 「環境に優しい乗り物“自転車”に乗ってお台場に集まろう」という主旨のエコイベントを、10月7日に開催した。自転車を利用することでのCO2排出量の削減をアピールし、あわせて自転車運転のマナー向上を呼び掛けた。 (2012/6/24~10/28開催)

嬬恋・万座ハイウェーヒルクライム

  • 今年度から山岳ロードを駆け上がる、自転車ヒルクライム大会を開催。大自然の中でのエコスポーツイベントで、ウィンタースポーツがオフシーズンの地域活性化にも寄与した。 (2012/9/9開催)

JBVツアー2012 第6戦 ペボニアカップ

  • 今年度もビーチバレーツアーの第6戦お台場大会を開催した。東京23区内でのビーチバレー大会開催は、ビーチバレーの競技振興を図るだけでなく、台場の地域活性化、ビーチ文化の向上に大きく寄与した。 (2012/9/27~9/30開催)

映画事業における取り組み

地球規模での温暖化や生物多様性に関する環境問題、身近な省エネ、ごみ問題など幅広い環境関連のイベント等で主催や協賛、後援等を行い環境問題の啓発等に努めた。

映画製作における環境活動

フジテレビの映画作品は、グリーン電力証書システムに参加し、映画製作にかかわる電力を購入している。

対象作品:
「テルマエ・ロマエ」 「BRAVE HEARTS 海猿」 「踊る大捜査線The Final」 「終の信託」
「任侠ヘルパー」 「Japan In A Day」 「ワンピースフィルムZ」 「ストロベリーナイト」
「遺体~明日への十日間~」


※グリーン電力とは風力、太陽光、バイオマス、マイクロ水力、地熱などで発電された電気、環境に負荷を与えない電力です。

放送技術における取り組み

放送設備による省エネ、省資源を実現するため多岐にわたる対策を実施した。

系列局への番組のファイル伝送技術(FileX)   ★民放連盟賞優秀賞を受賞。

  • 従来系列局への番組販売は、VTRテープで行っていたが、ファイル化、オンライン化して送ることにより、テープ資源の削減、及び運搬時のCO2削減に貢献するとともに、技術の進歩に貢献した。

スタジオシステムの更新と運用

  • スタジオで、新技術を導入する際に、設計上の工夫、簡素化や機器の小型・軽量化、電力消費量の軽減をはかり、省資源/省エネを促進した。また、生放送スタジオシステム等において、24時間通電を極力行わない設計と運用により省エネルギー化を促進した。

オフライン機器のファイル化促進

  • オフライン機器でファイルワークフローを推進することでVTR運用を少なくし、省資源化を促進した。

番組制作の照明技法

  • これまでの照明仕込みでは、照明器具を吊り、実際に点灯をした上でしかコンピュータ制御のムービングライトの照明効果を確認できず、調整に時間、電力、労力を要したが、CGを使ったオフラインプログラム(事前データ入力)と、カメラリハーサルや本番中のリアルタイムのプログラム修正等のコントロールを導入したことで、時間、電力、労力を節約するとともに、安全性の向上や統一感のある照明効果を実現した。

新宿支局照明設備

  • 新宿支局をフルLEDスタジオとして運用している。消費電力は、これまでのハロゲン電球を使用した場合のほぼ1/10となった。

マスター設備の省電力化

  • 将来のマスターシステムを見据え、システムの効率化等により、省資源・省電力化を図った。従来と比較して、機器で22%、空調で22%の省電力を実現している。

新回線センター設備の構築

  • ファイルと映像信号を同時に扱う最新技術に挑戦する事により、最新鋭の回線設備を構築し、効率化、省スペース、省資源化を実現する。また、放送・通信業界に、このコンセプトの普及を図り、伝送技術の進歩に貢献した。

同軸ケーブルの光化

  • 光多重技術を利用し、同軸(芯線は金属製)の光ファイバー化により省資源化を図った。

展示会ブースのオールLEDによる照明技術

  • 10月に幕張メッセで開催されたCEATECのNOTTVの展示ブースにおいて、オールLEDの照明で展示を行い、省電力を図った。

照明エコモードの実施

  • 湾岸スタジオで、照明の電力出力を最大値90%に抑える設定をし、電力消費を抑えた。

LED照明の積極的な導入

  • スタジオ、中継で、LED照明を順次増やして、節電に貢献。

その他の取り組み

「もしも」タイへのフォーマット販売を通じた社会問題への啓発活動支援

  • タイ制作会社へのバラエティ番組「もしも」のフォーマットを販売した。日本版オリジナルの番組内容は「もしも石油がない生活をしたら」「もしもゴミ回収がない生活をしたら」等を実際に行う実験番組であるが、単純な番組企画提供にとどまらず、オリジナル番組の根底にあるテーマ「環境問題」をより鮮明にした番組制作を行うことへの支援・アドバイスを行った。その趣旨に賛同した放送局や番組スポンサーであるトヨタ現地法人の協力の元、より社会問題への啓発活動に特化した番組が制作・放送された。(テーマ「節水」「脱ゴミ社会」「マングローブ保護」など)

国連がおこなう地球温暖化対策活動への寄付

  • 「LOVE THE EARTH PROJECT21」キャンペーン実施による啓発活動およびキャンペーン参加企業からフジテレビへの収益の一部を寄付。

環境省広報活動支援

  • 生物多様性広報キャラクターを作成。環境省のイベント等で活用されている。

アイドリング!!!地球温暖化防止プロジェクトイメージキャラクター活動

  • 東京都全62市区町村が主催するみどり東京 地球温暖化防止プロジェクトのTOKYO EARTH WORKERS collectionのイメージキャラクターとして参加。(ポスター&エコイベント)

VTR・HDV再利用プロジェクト

  • 情報制作局は「めざにゅ~」「めざましテレビ」「とくダネ!」「知りたがり!」と、1日の3分の1の放送枠を担っている。資源の有効活用とコスト削減のため、2010年12月から始めたVTRを再利用するプロジェクトで、今年度は14,195本の再利用テープを供給し省資源に貢献、かつ30,519,250円の費用削減につなげた。また、新たにSONY製HDVデジカムテープも再利用運用を始め、6,050本を再利用。8,893,500円の削減となった。

セットパーツリストの運用

  • 番組で制作した後の使用済みセットを保管し、それをリスト化して共有することで新規の発注を減らし、それに伴う廃材の発生量を抑えている。

大道具廃材の一括処理

  • これまで大道具4社が各々処理していた大道具廃材をフジテレビ美術制作局が一括処理することにより、排出事業者としての責任を全うすることができ、経費の削減にも繋がっている。

エコシズの運用

  • 釘などの鉄廃材をシズとして再利用している。
    ※シズとは、セットなどを固定するおもりのこと。

新入社員への環境教育

  • 新入社員教育の一環としてごみ処理施設を見学させ、環境保全に対する意識の涵養を図っている。

地域貢献活動

  • 芝法人会活動を通じて、本社地域住民に対する環境保全、緑化推進運動、租税教育、ボランティア活動を実施。

フジサンケイグループ/フジ・メディア・ホールディングスなどを含む他社・他団体と連動した取り組み

地球環境大賞による環境保全活動等の啓発

2012年4月に第21回の贈賞式を終えた「地球環境大賞」は、1992年フジサンケイグループが「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得て創設、今日では日本を代表する環境顕彰制度として広く社会に定着している。フジテレビは、フジサンケイグループの中心的存在の一社としてこの「地球環境大賞」をサポートすることにより「環境」と「経済」そして「社会」との調和による豊かで活力あふれた国づくりの実現に邁進している。

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