フジテレビは、番組等を通じて生活に密着した環境問題から地球規模の環境問題まで幅広く環境関連の情報提供や問題提起を行っています。また、一企業としてもさまざまな環境活動を通じて地球環境保全への努力をしています。月2回、社屋周辺(お台場)の清掃活動を継続しているほか、さまざまな環境への取り組みを行いました。また各部局ごとに独自の方策で、省エネ・省資源にも努めています。
社屋周辺清掃ボランティア活動
プロジェクトチームメンバーが中心となり、毎月第2・4月曜日の昼休みに行っている、社屋周辺での清掃ボランティア活動。2008年から継続的に実施している。2011年からはプロジェクトメンバー以外にも、社内有志が参加。
「お台場合衆国2012」での環境活動
会場で、2007年から継続して、ゴミ箱周辺に「自サイクル」マークのサインを設置。来場者にゴミ分別の協力を訴えた。「自サイクル」とは、「環境への配慮は、社会のためであり地球のためであり、そしてなにより自分のため」という思いを込めたフジテレビオリジナルの言葉。
10月17日に「臨海副都心まちづくり協議会」が清掃キャンペーンを開催し、臨海副都心に事業所がある51社のうち37社190人が参加。フジテレビも『エコアナ』3人を含む25人が参加した。 (2013/10/17)
プロジェクトメンバーら15人が参加して、東京都が主催する「海の森」植樹を行った。「海の森」プロジェクトとは、フジテレビ社屋に程近い東京湾に浮かぶ、ゴミと建設発生土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地およそ88ha(日比谷公園の5.5倍)に樹を植え、48万本で美しい森に生まれ変わらせようというもので、 2007年から継続的に行っている。フジテレビのメンバーが参加するのは、2年前に続き2回目。およそ1時間ほどでクロマツ、タブノキ、ムクノキ等7種類156本を植樹。今回の春の植樹全体では2日間で40を超す団体約750人が参加、およそ13,000本の苗木を植えた。
(2013/3/24参加)
10月10日フジテレビが声かけをしてフジ・メディア・ホールディングス各社とともに初めての合同清掃ボランティア活動を実施。フジ・メディア・ホールディングス(23社で構成)の16社から68人ものボランティアが集まり、トングとゴミ袋をもってフジテレビ社屋周辺の清掃活動を行った。清掃終了後に、社内のストックヤードの見学も行った。 (2013/10/10実施)
リサイクルのためのゴミ分別キャンペーン運動の展開
総務局と合同で社内からでるゴミの11分別を徹底し、リサイクルを推進している。特に新入社員・フジテレビ社屋内で働く新スタッフに、入講証を発行する際、分別マニュアルを配布。さらに、機密文書の誤廃棄なくすべく、エレベーター内のモニター「えれび。」を通じた社内向けアピールを積極的におこなった。
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全社的な環境活動
総務局を主幹に、地球温暖化防止のための温室効果ガス排出量の削減に計画的に取り組んでおり、東京都の環境問題対策に関する指針「総量削減義務と排出量取引制度」に沿って、2010年度から2014年度にわたる 5ヵ年計画を立て、期間内に温室効果ガス排出量6%削減(2002~2004年度実績の平均値対比)義務を達成するため、省エネ機器の導入やクールビズ、ウォームビズなどの対策を実施している。2012年度の結果として、フジテレビ本社ビルの二酸化炭素CO2の排出量は、19,497トンで、6%の削減義務を大きくクリアして21%削減を達成した。
(2011年度は24%削減)
地球温暖化防止への取り組み
国の省エネ法、東京都の条例で定められた対応方針に則り、エネルギー使用量の削減に努めている。(2002年~) カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(イギリスの公認慈善事業を行っている非営利団体。世界中の企業から気候変動への対応を質問状にて情報を収集し、必要とする機関投資家へ情報を開示している)に対して、当社の炭素管理を情報開示するとともに、気候変動対策に取り組んでいる。(2010年~)
「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」プロジェクトを継続実施
「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」プロジェクト
新ゴミ分別キャンペーン代表委員が中心となり<ゴミ分別> <封筒、手提げ袋、文房具用品等の使いまわし> <スイッチオフによって電気の使用量を減らしCO2を削減>の3つを柱とした「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」で、社内の『3R』を推進している。
※3Rとは、リデュース(REDUCE:発生抑制)、リユース(REUSE:再利用)、リサイクル(RECYCLE:再生)のこと。エコ社会のキーワードといわれている。
1.ゴミ分別キャンペーン運動の展開
「ゴミ分別キャンペーン」として、社内の分別率状況と分別率向上のための注意点を
毎週社内にお知らせすることにより、ごみ分別率100%を目指した。
2.使いまわしキャンペーン・リデュース&リユース
「使いまわしキャンペーン」を社内各部署のゴミ分別委員とCSR推進室にて実施。封筒・手提げ袋は一度使った物を再使用し、両面コピー等によるOA用紙削減も展開している。更に、パームファイル、文房具も追加し、省資源・循環型社会形成への寄与及び廃棄物削減を目指した。
3.CO2削減キャンペーン
「CO2削減キャンペーン」として、会議室・共用部の照明スイッチオフ、帰宅時パソコン・モニターのスイッチオフを行ない、電気使用の削減量をCO2排出量に換算して、平均的な家庭の何軒分に相当するかを社内にお知らせした。
放送番組における環境への取り組み
環境問題及び環境に関する有益な情報を提供すべく各番組において以下のような環境企画を放送。
報道番組
情報番組
【想定外を想定する…韓国で起きた大停電の教訓】
翌日から始まる“節電期間”を前に、隣国・韓国で起きた大停電を現地取材。“節電意識”を呼びかけた。 (2012/7/1放送)
【花粉、今年は去年の7倍!中国からの“PM2.5”の影響は?】
去年の7倍といわれる“花粉”の飛来。今年はこの花粉が、中国からの大気汚染“PM2.5”と結合すると症状が悪化すると指摘する専門家。特殊カメラを使用し、花粉のような微粒子がマスク内にどのように侵入するのかを映像的に見せた。その対策として、マスクの正しい着用の仕方を紹介。 (2013/2/17放送)
「つなげていこう未来へ続けていこうできること」をテーマに、地球環境大賞を受賞した企業や団体の技術や取り組みを多角的に検証。さらに、電気をすべて再生可能エネルギーで供給し、廃棄物ゼロを目指す、アラブ首長国連邦の最先端環境都市「マスダールシティ」を緊急取材。石油の恩恵を十分に享受できる産油国の次代を見据えた取り組みから、日本の未来に繋がるヒントを探った。 (2012/6/24放送)
バラエティ番組における取り組みにおける取り組み
2人のディレクターがひとつの国・地域につき2カ所にそれぞれ2週間ずつ滞在、徹底取材し、その国・地域のリアルな姿を紹介する海外情報バラエティ。環境に関しても考えさせられる部分が多い内容となった。
イベント事業における取り組み
「お台場合衆国2012」における節電への取り組み
ダイハツ KOOZA(クーザ)
自転車 ecoイベント ENJOY! SPORT アースライド
嬬恋・万座ハイウェーヒルクライム
JBVツアー2012 第6戦 ペボニアカップ
映画事業における取り組み
地球規模での温暖化や生物多様性に関する環境問題、身近な省エネ、ごみ問題など幅広い環境関連のイベント等で主催や協賛、後援等を行い環境問題の啓発等に努めた。
映画製作における環境活動
フジテレビの映画作品は、グリーン電力証書システムに参加し、映画製作にかかわる電力を購入している。
対象作品:
「テルマエ・ロマエ」
「BRAVE HEARTS 海猿」
「踊る大捜査線The Final」
「終の信託」
「任侠ヘルパー」 「Japan In A Day」
「ワンピースフィルムZ」
「ストロベリーナイト」
「遺体~明日への十日間~」
※グリーン電力とは風力、太陽光、バイオマス、マイクロ水力、地熱などで発電された電気、環境に負荷を与えない電力です。
放送技術における取り組み
放送設備による省エネ、省資源を実現するため多岐にわたる対策を実施した。
系列局への番組のファイル伝送技術(FileX) ★民放連盟賞優秀賞を受賞。
スタジオシステムの更新と運用
オフライン機器のファイル化促進
番組制作の照明技法
新宿支局照明設備
マスター設備の省電力化
新回線センター設備の構築
同軸ケーブルの光化
展示会ブースのオールLEDによる照明技術
照明エコモードの実施
LED照明の積極的な導入
その他の取り組み
「もしも」タイへのフォーマット販売を通じた社会問題への啓発活動支援
国連がおこなう地球温暖化対策活動への寄付
環境省広報活動支援
アイドリング!!!地球温暖化防止プロジェクトイメージキャラクター活動
VTR・HDV再利用プロジェクト
セットパーツリストの運用
大道具廃材の一括処理
エコシズの運用
新入社員への環境教育
地域貢献活動
フジサンケイグループ/フジ・メディア・ホールディングスなどを含む他社・他団体と連動した取り組み
地球環境大賞による環境保全活動等の啓発
2012年4月に第21回の贈賞式を終えた「地球環境大賞」は、1992年フジサンケイグループが「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得て創設、今日では日本を代表する環境顕彰制度として広く社会に定着している。フジテレビは、フジサンケイグループの中心的存在の一社としてこの「地球環境大賞」をサポートすることにより「環境」と「経済」そして「社会」との調和による豊かで活力あふれた国づくりの実現に邁進している。