いまだ原発事故の影響が残る福島県を『ちびまる子ちゃん』が訪問
~「こどもおうえんプロジェクト」もうすぐ1年~
[2012年3月9日更新分]
2月28日、
フジテレビが継続して行っている「こどもおうえんプロジェクト」で人気アニメ『ちびまる子ちゃん』のイベントを開催しました。
まだまだ気温は低く寒さは残りますが、陽射しのあるところではポカポカと暖かく、少しだけ春を感じることができました。
今回は、福島県会津若松市と会津美里町へ。
イベントを盛り上げるため現地に向かったのは、朝の情報番組『めざましテレビ』などでおなじみの山﨑夕貴アナウンサー。
会津若松市では、大熊幼稚園・会津若松分園に通う子どもたち約110人がイベントに参加してくれました。震災による福島第一原子力発電所事故の影響で、福島県大熊町から避難してきている子どもたちです。約20分のビデオ観賞会では、楽しそうな笑い声が・・・・。そのあとのダンスも一生懸命練習したかいあってお見事でした!
2ヶ所目の会津美里町では、同じく原発事故の影響で福島県楢葉町から避難してきている人たちを対象に『ちびまる子ちゃん』のイベントを開催。
この時は仮設住宅の敷地内にある「サポートセンターならは」という場所をお借りしました。
仮設住宅で「こどもおうえんプロジェクト」のイベントを行うのははじめてのことです。
学校帰りの子どもたちや、おばあさんやお母さんたち約50人が参加して下さり、上映会を楽しみました。
フジテレビ 山﨑夕貴アナウンサーのメッセージ
こどもおうえんプロジェクトは4回目
いつも明るく元気な山﨑アナ 今回の「こどもおうえんプロジェクト」では、ちびまる子ちゃんと一緒に被災地を訪れました。
子どもたちとアニメ『ちびまる子ちゃん』を鑑賞したのですが、主題歌『踊るポンポコリン』やエンディング曲『アララの呪文』の歌やダンスを私が教える前に、みんなアニメを見ながら楽しそうに歌ったり踊ったりしていて、さすがちびまる子ちゃん、1000回の歴史だなと感じました。
私自身ちびまる子ちゃんが大好きで、小さい頃からコミックを集めアニメを見て育ちました。今も昔も、大人から子どもまで魅了し続けるちびまる子ちゃんの偉大さを、改めて実感しました。
今回は幼稚園と、仮設住宅の中に設置されているサポートセンターを訪れました。
まるちゃんと一緒に踊る子どもたち子供たちはちびまる子ちゃんの登場に大喜び♪ そんな子供たちの表情がすごく可愛くて、愛おしかったです。みんなんで一緒に歌って踊って、とても楽しいイベントになりました。
そんな中、サポートセンターで見つけたひとつの言葉。
『福幸祈願』。
『復興』ではなく、『福幸』。
この言葉を書いた人は、どんな願いを込めて綴ったのでしょうか。
一刻も早く『復興』し、そしてみんなの心に『福幸』が訪れることを、願ってやみません。
文:山﨑夕貴(フジテレビ アナウンサー)
フジテレビでは、今後も、この「東日本大震災・こどもおうえんプロジェクト」を被災地のニーズに合わせ継続して展開していきます。
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