2021年度 支援国
モザンビーク共和国
2021年度 支援国
モザンビーク共和国
ここ数年モザンビークの子どもたちはさらなる気候変動の脅威にさらされています。2019年のサイクロン「イダイ」の甚大な被害から回復する間もなく2021年にはサイクロン「エロイーズ」が直撃し、同国では頻繁にサイクロンや熱帯低気圧等の自然災害に見舞われています。また北部の紛争は2021年に激化し、85万人以上の人が避難を余儀なくされました。頻発化・激甚化する自然災害や武力紛争、さらには新型コロナウイルスの感染拡大による影響は食糧危機や栄養不良を深刻化させ、子どもや家族を一層脆弱化させています。
社会インフラが脆弱な同国では気候変動に翻弄され続け、特に弱い立場にある子どもたちは、健康や栄養面で危機的状況に陥りやすく、支援ニーズが極めて高い状況が続いています。