役者魂!
本能寺海造登場!!
大手芸能プロダクション・ヤナギサワエクスプレスに勤める烏山瞳美(松たか子)は、売れっ子俳優・美剣玲二(阿部力)を担当するマネージャー。3歳のときに両親を亡くし、天涯孤独となった彼女は、「人生は何が起こるかわからない。どうせ思い通りにならないのなら、楽しく過ごさなきゃもったいない」と明るく元気に毎日を過ごしている。
そんな瞳美はある日、プロダクションの社長・柳沢光春(香川照之)から、シェイクスピア演劇ひとすじというベテラン俳優の本能寺海造(藤田まこと)を担当するように言われ、瞳美は引き受けることに。早速、新人の経理担当・相川護(森山未來)と、本能寺が稽古をする劇場まで挨拶に向かう。そこで会った本能寺は、噂どおり頑固でわがままな人物で、瞳美はあっけに取られてしまう。しかし、満足な演技ができないから初日を延期すると言ったり、楽屋に閉じこもり自分で衣装の長さを縫い直したり、舞台のセットを時代にそぐうように汚したりする本能寺を見るうちに、瞳美はその信念に心を動かされる。そして、ペンキとハケを持ち、本能寺と一緒にセットの汚しを手伝い始めた。そのうち、それを見ていた、護と事務所の若手女優・里奈(加藤ローサ)まで手伝うように。そんな折、里奈が、客席の後ろの暗闇に幽霊のように立っているふたつの人影を見つける。福田桜子(川島海荷)、忠太(吉川史樹)と名乗るふたりは姉弟で、本能寺の子供だというのだ。
そんな瞳美はある日、プロダクションの社長・柳沢光春(香川照之)から、シェイクスピア演劇ひとすじというベテラン俳優の本能寺海造(藤田まこと)を担当するように言われ、瞳美は引き受けることに。早速、新人の経理担当・相川護(森山未來)と、本能寺が稽古をする劇場まで挨拶に向かう。そこで会った本能寺は、噂どおり頑固でわがままな人物で、瞳美はあっけに取られてしまう。しかし、満足な演技ができないから初日を延期すると言ったり、楽屋に閉じこもり自分で衣装の長さを縫い直したり、舞台のセットを時代にそぐうように汚したりする本能寺を見るうちに、瞳美はその信念に心を動かされる。そして、ペンキとハケを持ち、本能寺と一緒にセットの汚しを手伝い始めた。そのうち、それを見ていた、護と事務所の若手女優・里奈(加藤ローサ)まで手伝うように。そんな折、里奈が、客席の後ろの暗闇に幽霊のように立っているふたつの人影を見つける。福田桜子(川島海荷)、忠太(吉川史樹)と名乗るふたりは姉弟で、本能寺の子供だというのだ。