2008年3月28日(金)放送 みどころ

Girls In Music

第10弾は、北米ミュージック・シーンを動かした女性シンガーを特集。

アメリカにポップ・ミュージック・シーンが生まれた50年代。ペギー・リーは大ヒット曲「I am a Woman」でその女心を歌った。

あなたのためなら家事でも何でもする 私は女だから

アメリカにポップ・ミュージックが花開いた50-60年代、アメリカ音楽シーンには多くの女性歌手が登場するが、彼女たちはすべて男からみた恋愛対象として歌っていただけであった。

だが、半世紀たった現在、チャートにあふれる女性シンガーたちは、自分たちの思いを伸びのびと歌っている。一方で、インターネットの普及などにより、メディアの多様化が進む中、才能のある女性シンガーがただ「自分たちだけの思いを歌う」だけでは、生き残れなくなったとも言われている。
どのようにして、現在の女性シンガーが自分たちの思いを自由に歌い、ヒットチャートをにぎわすようになれたのか?この先、「自分たちの声を届けたい」女の子たちの表現の場はどうなっていくのだろうか?

今回の「世界組TV」では、北米ミュージック・シーンを動かした女性シンガーたちの歴史を振り返ると共に、今注目の女性シンガー・ソングライターたちを紹介。時代をこえて、自分自身を表現すべく歌ってきた女性アーティストたちの真摯な思いを追う。

ジャニス・ジョップリン 最初の女性ロックスター。愛を求め続けた短い生涯
ジョニ・ミッチェル 女性フォーク・シンガーの草分け。その「青春の光と影」
キャロル・キング 20世紀史上もっとも偉大なメロディー・メーカーのメッセージ
ブロンディ パンクロックをポップに昇華したブロンドのポップアイコン
マドンナ 世の中の価値観への挑戦し続けるポップス界の女王
シンディ・ローパー ガール・パワーの源。マイノリティの応戦隊長
スザンヌ・ヴェガ 社会問題を書写する等身大シンガー・ソングライター
90年代女性シンガー・ブーム
女性だけの音楽フェス「リリス・フェア」
クリスティーナ・アギレラ、アブリル・ラビーン
スーザン・ケーグル、イングリッド・マイケルソン、ほか

キャスト

キャロル・キング
サラ・マクラクラン
スーザン・ケーグル
イングリッド・マイケルソン

南 美布(ナレーション)

スタッフ

■ディレクター
 佐藤未郷

■プロデューサー
 佐藤未郷
 深見倫子

■制作
 FCI New York

■制作著作
 フジテレビ

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