WOLF’S RAIN
#19 オアシスの夢
ジャガラ軍の侵攻によりダルシアの城は崩壊し、キバと三人の狼たちがばらばらになってしまった。キバを探していた三人は、城から逃げてきたクエントを見つける。トオボエは、ツメやヒゲがとめるのも聞かず、雪に埋もれ冷えたクエントの身体を温めようとする。その頃、一人になったキバはいつしか砂漠にいた。そんな彼の前にミュウという名の雌カラカルが現われる。ここはあなたのためのラクエンだと彼女に告げられ、次第に安らかな気持ちになってくるキバ。だがミュウはそんなキバのことを悲しそうにみつめていた…。