WOLF’S RAIN
#14 没落の城
キバたちは猛吹雪の中を西の城に向って走り続けていた。疲労の激しいブルーや、トオボエたちのことをおもんばかったツメと意見が対立した末、キバは一人、夜の闇の中に飛び出していってしまう…。その頃、同じくダルシアの城を目指すもう一つのグループが。それはハブ、シェールと、二人の乗る車に相乗りしてきたクエントの一行。城の奥で待っていたダルシアの前にやってくるキバ。そして、遅れてダルシアの城にたどりつくツメたち。ついに西の果てのダルシアの城にて役者が一堂に会した…。