第1回 2013年10月14日(月)放送 あらすじ

瀬戸内海の美しい島々を巡る病院船の物語が今始まる

『海診丸』は、瀬戸内海の無医島を巡り、医療サービスを提供する診療船。医師やスタッフたちは、病院並みの設備を持つこの船で共同生活を送りながら、島々を回っている。そんなある日、海診丸にひとりの医師がやってくることになった。その男の名は瀬崎航太(松田翔太)。北海道出身のフリーランスの総合診療医だ。
元ヤンキーだというウワサもある看護師の戸神眞子(武井咲)、内科医の内村葵(藤原紀香)、看護師の三崎昇(福士蒼汰)、事務員で葵の夫でもある日内晃(荒川良々)、船長兼料理長の海藤剛(寺島進)ら海診丸のスタッフは、航太の歓迎会を準備していた。が、約束の時間より大幅に遅れてやってきた航太は、風呂上がりの眞子に出くわし、不審者に間違われて彼女に蹴り飛ばされてしまう。
あくる朝、改めてスタッフたちに自己紹介をした航太は、さっそく実務に就いた。今回、海診丸が訪れたのは千登勢島だ。午前中、航太は集まってきた島民たちの診察をした。しかし眞子は、胃の痛みが取れないという患者に炭酸飲料を飲むよう勧めるなど、いい加減とも思える航太の診察ぶりに半ばあきれていた。午後、航太は眞子とともに往診に出かける。明日は島の祭りがあるらしく、太鼓の練習をしている男・宮脇拓也(高橋努)の姿もあった。往診の帰り、航太は墓石の前で涙を流していた女性・村上美月(加藤あい)に気づき、その美しい姿に心を奪われる。美月は、この島で造船業を営む道則(片岡鶴太郎)の娘だった。廃業し、家を売ろうとしている道則と、亡き母の思い出が残る家を守りたいという思いからそれに反対している美月が衝突していることを知った航太は、美月と結婚して道則の後を継ごうと決意。眞子たち海診丸のスタッフに「明日で船を降りる」と宣言するが…。

キャスト

瀬崎航太:松田翔太
戸神眞子:武井咲
内村葵:藤原紀香
三崎昇:福士蒼汰
日内晃:荒川良々
山中カルロス洋平:植野行雄(デニス)
前島邦宏:土屋裕一

羽鳥輝:戸田恵梨香

海藤剛:寺島進
瀬崎玲子:麻生祐未

【#1ゲスト】
村上美月:加藤あい
村上道則:片岡鶴太郎
宮脇拓也:高橋努

スタッフ

【脚本】
徳永友一

【プロデュース】
藤野良太
古屋建自

【演出】
中江功

【音楽】
神坂享輔

【制作】
フジテレビドラマ制作部

バックナンバー