鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
2012年3月30日(金)放送終了

番組紹介

恋せども、愛せども、彼女にはいつも別れが待ち受けていた。
それでも、彼女は献身的に誰かを愛しつづける。
それが、彼女の生きた道—。

この物語は、激動の昭和という時代に波乱万丈な人生を生き抜き、生涯愛を乞い続けた日向鈴子(ミヤコ蝶々)の“おんな”の一代記です。

上方芸能界のトップとして、富も名声も得たミヤコ蝶々。彼女が残した自著「女ひとり」に、こんな一節があります。
「男でも女でも、人間はみんな一人ぼっちではないでしょうか。生まれるときも、死ぬときも一人です。そして、その短い、つかの間の人生の間に、二人になったり、また一人になったり、泣いたり、笑ったり、怒ったり。そんな繰り返しの波があるから、そこに生きる強さと喜びを感じるものです。」

幼い時に実母と別れ、7歳から舞台に立ちつづけた鈴子。
旅一座という特殊な環境で育った幼少期、そして初恋、芸人であるが故の別れ、戦争という時代背景がもたらした悲劇、道ならぬ恋、ミヤコ蝶々という看板と一人の女性・日向鈴子としての葛藤—。
彼女が「女ひとり」に残した一節は、華やかな看板に隠された、彼女の本音だと思います。人一倍、家族というものに憧れ、生涯、愛を乞うた人生。
激動の昭和という時代を生き抜いた、悲しくとも、逞しい彼女の生き方。
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出演者

日向鈴子(ミヤコ蝶々): 映美くらら
日向さき: 浅野ゆう子
ミス・ワカナ: 三倉佳奈
日向鈴子(幼少期・ミヤコ蝶々): 美山加恋
三遊亭柳枝: 神保悟志
斎藤ハナ: 多岐川裕美(特別出演)
鈴夫(南都雄二): 山崎樹範
橋口良太(成年期): 鈴木裕樹
春夫: 佐野和真
佐伯真蔵: 木村了
吉本せい: かとうかず子
日向英次郎: 片岡鶴太郎

ほか

スタッフ

【企画】
西本淳一(東海テレビ)

【脚本】
大石静
長沖渉

【音楽】
森英治

【音楽プロデュース】
S.E.N.S.Company

【演出】
木下高男(共同テレビ)
ほか

【プロデュース】
服部宣之(東海テレビ)
鈴木伸太郎(共同テレビ)

【制作著作】
共同テレビジョン

【制作】
東海テレビ

楽曲紹介

【主題歌】
松任谷由実(EMIミュージック・ジャパン)