番組紹介 恋せども、愛せども、彼女にはいつも別れが待ち受けていた。それでも、彼女は献身的に誰かを愛しつづける。それが、彼女の生きた道—。この物語は、激動の昭和という時代に波乱万丈な人生を生き抜き、生涯愛を乞い続けた日向鈴子(ミヤコ蝶々)の“おんな”の一代記です。上方芸能界のトップとして、富も名声も得たミヤコ蝶々。彼女が残した自著「女ひとり」に、こんな一節があります。「男でも女でも、人間はみんな一人ぼっちではないでしょうか。生まれるときも、死ぬときも一人です。そして、その短い、つかの間の人生の間に、二人になったり、また一人になったり、泣いたり、笑ったり、怒ったり。そんな繰り返しの波があるから、そこに生きる強さと喜びを感じるものです。」幼い時に実母と別れ、7歳から舞台に立ちつづけた鈴子。旅一座という特殊な環境で育った幼少期、そして初恋、芸人であるが故の別れ、戦争という時代背景がもたらした悲劇、道ならぬ恋、ミヤコ蝶々という看板と一人の女性・日向鈴子としての葛藤—。彼女が「女ひとり」に残した一節は、華やかな看板に隠された、彼女の本音だと思います。人一倍、家族というものに憧れ、生涯、愛を乞うた人生。激動の昭和という時代を生き抜いた、悲しくとも、逞しい彼女の生き方。 閉じる もっと見る 出演者 日向鈴子(ミヤコ蝶々): 映美くらら日向さき: 浅野ゆう子ミス・ワカナ: 三倉佳奈日向鈴子(幼少期・ミヤコ蝶々): 美山加恋三遊亭柳枝: 神保悟志斎藤ハナ: 多岐川裕美(特別出演)鈴夫(南都雄二): 山崎樹範橋口良太(成年期): 鈴木裕樹春夫: 佐野和真佐伯真蔵: 木村了吉本せい: かとうかず子日向英次郎: 片岡鶴太郎ほか スタッフ 【企画】西本淳一(東海テレビ)【脚本】大石静長沖渉【音楽】森英治【音楽プロデュース】S.E.N.S.Company【演出】木下高男(共同テレビ)ほか【プロデュース】服部宣之(東海テレビ)鈴木伸太郎(共同テレビ)【制作著作】共同テレビジョン【制作】東海テレビ 楽曲紹介 【主題歌】松任谷由実(EMIミュージック・ジャパン) バックナンバー 2012年1月5日(木)放送 第1話 2012年1月6日(金)放送 第2話 2012年1月9日(月)放送 第3話 2012年1月10日(火)放送 第4話 2012年1月11日(水)放送 第5話 2012年1月12日(木)放送 第6話 一覧ページ >