第4回 2006年7月25日(火)放送 あらすじ

休日ひとりで悪いか!?

 いつものように出勤準備をしている信介(阿部寛)は、玄関を出たところで愛犬・ケンを散歩させていたみちる(国仲涼子)に「休日出勤ですか?」と声をかけられた。信介は部屋に戻って土曜日だということに気づく。一気にテンションが下がり、手持ち無沙汰な感じになる休日。
 一方、夏美(夏川結衣)は、看護師たちに「先生は休みの日、何してるんですか?」と聞かれ、「家で本読んで…、買い物行って…、その帰りにパチンコして…あと最近ハマッているのは岩盤浴ね」と答え、「1人で出来ることばっかりじゃないですか」と言われてしまう。
 次の日曜、お腹の調子が悪い信介が夏美の診察を受けていると、花火大会の詳細が机に置かれているのに気づく。「仕事が終われば行こうと思ってます」という夏美に、信介は腹痛も忘れて花火について熱く語り、夏美を呆れさせる。
 事務所に戻った信介が仕事をしていると、差し入れを持って摩耶(高島礼子)がやって来た。摩耶は「いい仕事をするためには外に出ることも必要よ」と言うと、信介のカレンダーに書き入れられた印が何の意味なのか聞くが、信介は「秘密」と言って教えない。
 一方、信介からもらったチケットで遊園地にやって来たみちると千鶴(SHEILA)は、偶然、英治(塚本高史)と沙織(さくら)に出くわし、気まずい空気の中、4人で観覧車に乗ることに。
 仕事を早めに切り上げた信介は、はとバスツアーで「寅さんの故郷柴又と下町の旅」に参加すると、偶然にも1人参加していた夏美の隣の席になってしまった。他の参加者から夫婦と勘違いされ、何となく居心地の悪い2人。一生懸命ツアー客を盛り上げようとする新人ガイドを無視して、他の参加者にマメ知識を披露する信介に夏美がヤキモキしていると、ついにガイドが泣き出してしまった。「少しは気を遣ってあげなさいよ」と夏美に怒られても意味が分からない信介は「また説教か」と憮然。他の参加者たちに「夫婦ゲンカしないで」と慰められ、思わず「夫婦じゃありません!」と声を荒げてしまった夏美。信介に「ボクは自己啓発の一環で乗ったんです。あなたは単に1人寂しく乗ったんでしょ」と言われ、怒りでこみ上げてきた涙を堪えながら、その場を去るのだった。
 後日、信介は病気を口実に夏美に会うために病院にやって来たが…。

キャスト

桑野信介 … 阿部 寛
早坂夏美 … 夏川結衣
田村みちる … 国仲涼子
村上英治 … 塚本高史
中川良雄 … 尾美としのり
中川圭子 … 三浦理恵子
吉川沙織 … さくら
金田裕之 … 高知東生
西村千鶴 … SHEILA
桑野育代 … 草笛光子(特別出演)
沢崎摩耶 … 高島礼子

スタッフ

■脚本
 尾崎将也

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)
 小松隆志(MMJ)
 植田 尚(MMJ)

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 伊藤達哉(MMJ)

■制作
 関西テレビ
 メディアミックス・ジャパン

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