薔薇のない花屋
親が子供を叩く時
フラワーショップ雫に弁護士の林と名乗る男がやってくる。雫の祖父である安西輝夫(三浦友和)が親権をめぐって裁判を起こすというのだ。雫(八木優希)から頻繁に安西と会っていることを知っていた雫の担任、小野優貴先生(釈由美子)は、雫は花屋を続けるためにお金を安西から貸してもらおうと考えているのだと伝える。汐見英治(香取慎吾)は雫のためには、安西と裁判で争うつもりはないと小野先生、四条健吾(寺島進)に伝える。一方白戸美桜(竹内結子)は安西から親権裁判のことを聞き、美桜自身の父親を犠牲にしても雫を英治から奪うようなことはさせない、と息巻く。菱田桂子(池内淳子)は秘密を知っている苦しさから、美桜の真実を小野先生に伝えてしまう。その間に直哉(松田翔太)は金持ち大学の仲間と無理してつきあうため作ってしまった借金を返せずに焦っていた。そんな中、英治は安西の自宅を訪ねる。そこで安西に英治の口から語った真実とは…。そして英治は雫にも自分の決意を語り始めるのだった。