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<第21回> <第22回> <第23回> <第24回> <第25回> <第26回> <第27回> <第28回> <第29回> <第30回><第21回>「女の友情にヒビが・・・」
巻頭企画を任された大海が、体調を崩して会社を休む。
その日、馬場から急な連絡が入り、奈緒が大海のピンチヒッターで、取材に同行する。馬場は奈緒と意気投合、担当を奈緒に替えてもらうよう要求する。
翌日、出勤した大海は、馬場の担当からはずされ、奈緒を妬む。奈緒と馬場は特別な関係かもしれない、と邪推する。
それを真に受けた正人は奈緒に、馬場との関係を聞く。怒った奈緒は、大海の頬をひっぱたく。
大海はいたたまれず、編集部を飛び出す。そして、交通事故に遭う。
緊急手術で輸血が必要な大海に、奈緒は自分の血を提供する。<第22回>「思い出の海での誓い」
大海が交通事故で、足を骨折。奈緒は山崎から巻頭企画を担当するよう頼まれるが、大海のことを思うと複雑な心境。
二週間後、退院を明日にひかえた大海が、巻頭企画の原稿を持って、編集部に来る。
が、奈緒の原稿を見て、自分のより面白いのでショックを受ける。
退院しても大海は出勤せず、転職を考える。自分が大海の邪魔をしている、と苦しんだ奈緒は、大海の前から姿を消す。
まもなく、発売された雑誌の巻頭企画を見て、大海はあっと息を飲む。大海の記事が掲載されていた。
大海は思い出の海で奈緒を探しあて、もう一度一緒にやり直そうと謝る。<第23回>「ドッキリテレクラ体験」
仲直りして半年、大海も奈緒も仕事に充実した毎日を送っていた。
ある日、テレクラに興味を持った大海が、取材をかねて電話をかける。
すると、やはり初めてだという橋本とコンタクトがとれ、会うことになる。
翌日、大海は奈緒に付き添ってもらって、橋本と会う。橋本は医者で、今まで一度も女性とつき合ったことがないという。
次の日、橋本が大海をランチに誘いにくる。大海はつき合う気がない、とはっきり断るが、夜、橋本がしつこく会いにくる。大海は自分には婚約者がいる、と嘘をつく。
すると、橋本は声をあげて泣きながら飛び出していく。<第24回>「不気味なストーカー男」
橋本に交際を断った夜、大海のもとに一晩中、無言電話がかかってくる。
そして、翌日、編集部に大海宛のFAXが、橋本から届く。
夜、大海が中原の店にいると、橋本がなれなれしく話しかけてきて、強引に連れだそうとする。中原が橋本を殴って追い返すが、橋本は大海の部屋に忍び込み婚約指輪を置いていく。
気味悪くなった大海は、警察に連絡。
が、まともにとりあってもらえなかった。
次の日の夜、大海が帰宅すると、橋本が待ち伏せをしていて、乱暴されそうになる。中原が駆けつけ、橋本を警察に引き渡すが、もみあった際に、中原は腕に怪我をする。<第25回>「マスターへの恩返し」
橋本の母親・時江が、大海に会いにくる。息子をかばい、お金で話をつけようとする時江に、大海は絶句。奈緒も憤慨して、時江を追い返す。
自分のために怪我をした中原に恩返しするため、大海は休日と平日の夜、中原の店を手伝う。
ある夜、中原のもとに、別れた妻から電話がかかってくる。大海が気にすると中原は詮索してほしくないと怒る。ショックを受けた大海は、店を手伝うのをやめる。
そんな折、大海は体調がすぐれず、仕事を休む。心配した中原が見舞いに訪れ、二人は仲直りする。
ふっと会話が途切れ、中原が真剣なまなざしで、大海を見つめた・・・・・・。<第26回>「予期せぬプロポーズ」
大海(渡辺典子)は中原(佐藤仁哉)から突然、プロポーズされる。中原と出会って五年、思いがけない告白に、大海は戸惑う。
奈緒(中川安奈)のアドバイスで、自分の気持ちを見つめ直した大海は、中原がかけがえのない人だと気づく。結婚を前向きに考え、中原とつき合っていくことにする。奈緒は自分のことのように興奮し、大海を祝福する。
そんなある日、大海が痴漢につけ狙われる。奈緒は痴漢の顔に水を浴びせかけて撃退する。その日、編集部に新しいメンバー・龍一(冨家規政)が来る。あっ、と息をのむ大海と奈緒。例の痴漢だった。
夜、龍一の歓迎会が開かれる。大海はいきなり、龍一に唇を奪われ、二人の出会いは運命だと言われる。<第27回>「大嫌いなアイツ!」
龍一にいきなりキスされた翌日、大海は仕事で、龍一と『ブティックホテル』を取材することになる。昨夜のことを全く反省していない龍一に、大海はますます敵意を持つ。 その夜、大海が忘れ物を取りに編集部に戻ると、龍一がいた。大海のことを考えながら、今日の取材原稿を書いていたといい、原稿を置いて出ていく。それを読んだ大海は、思わず魅力的な文章に引き込まれる。
編集部を出た大海を、龍一が待っていた。再び、「二人の出会いは運命だ」と迫ってきたので、大海はふりきって逃げ出す。
実は、龍一の亡くなった婚約者が、大海と瓜二つだった・・・・・・。<第28回>「彼に傾いていく心」
雑誌の次の企画が結婚特集に決まり、大海、奈緒、そして龍一が担当になる。が、大海と龍一の意見が合わず、チームワークがとれない。
その夜、『プレイボール』で、大海は龍一と顔を合わせる。大海は龍一を避けるが、龍一は大海に、つき合ってほしいと告白。それを聞いた中原は、龍一に殴りかかる。
翌日、奈緒は龍一に、大海と中原は将来を約束した仲だと告げ、大海に近づかないよう忠告する。龍一は今の企画から外れる。ショックを受けた大海は奈緒と口論になり、思わず龍一に関心があることを口に出す。奈緒は大海を非難。二人は取っ組み合いの喧嘩を始める。<第29回>「誰にも止められない・・・」
大海は龍一のことが頭から離れず、仕事に集中できない。思い余って、龍一に今の気持ちをぶつける。龍一は大海を抱きしめ、大海もそれにこたえる。
その頃、編集部では、龍一が出版社の社長の甥で、将来の社長候補だというニュースが流れる。
大海はこれ以上中原に嘘をつけず、正直に自分の気持ちを打ち明ける。
その夜、中原は元気がなく、店を早じまいする。中原の涙を見た奈緒は、龍一とデートして帰宅した大海に憤慨。龍一が社長の甥だから、玉の輿を選んだのかと非難する。
龍一のことを何も知らない大海は、不安にかられるが、龍一の愛の言葉に酔いしれていく。<第30回>「気になる恋人の過去」
奈緒は龍一に警戒心を持つが、大海は龍一を信じていた。この恋愛に賛成してくれるよう、奈緒を説得する。
奈緒は傷ついた中原を気にかける。大海への断ちがたい思いを隠して、大海の幸せを願う、という中原。
龍一とのデートを重ね、大海は幸せの絶頂にいた。
ある夜、龍一が泥酔。大海は龍一を家まで送りとどけるが、大海の顔を見た母の正子(鰐淵晴子)が凍りつく。正子の不自然な態度に、大海は嫌われたのではないかと気にする。龍一は母一人、子一人だった。
翌日、正子が大海に会いに来る。龍一について知ってもらいたいことがあるが、本人の口から聞いてほしいと・・・・・・。