第8回 2007年6月5日(火)放送 あらすじ

夫婦で趣味を持て

 趣味を持とうとフラメンコを習い始めた山崎早苗(観月ありさ)。そのレッスン場が改装工事でしばらく使えなくなるため「竜乃湯」を提供することになり、下見のため講師の西田佳恵(松本圭未)や生徒たちが「竜乃湯」に押し寄せてきた。夫婦が共通の趣味を持つことの素晴らしさを訴える佳恵の言葉に、早苗は強制的に一馬(ゴリ)もフラメンコを習わせる。2人で踊るシーンを想像してうっとりする早苗に、げっそりする一馬…。
 その日から早苗の一馬に対する強化レッスンが始まった。家に帰ってからも特訓させられる日々にうんざりし、嬉々としてギャンブルに向かう高岡健作(高知東生)をうらめしそうに見送る一馬。同じ頃、寺に来ていた早苗はなぜか編み物をする桜沢美咲(川島なお美)を見つつ秋山ユリ(蛯原友里)や陽光院(野際陽子)に夫婦でフラメンコをしている楽しさを話していた。
 ある日、レッスン中に一馬が倒れた拍子に足首をひねってしまった。仕方なくレッスンを休ませることにする早苗。実はケガはレッスンをやりたくない一馬の嘘だったが、あっという間に早苗にバレてしまう。そこでフラメンコは嫌だと早苗に訴えた一馬は、たまたま目に入った竜五郎(加藤茶)が持っていた碁盤を見てとっさに囲碁が趣味だと嘘をつく。「趣味は押し付けるものじゃない」という陽光院の言葉を思い出した早苗は、一馬と一緒にフラメンコするのを諦める。フラメンコから解放され、いつもの飲み屋に行く一馬。すると健作が競馬に誘ってきた。固いレースだと断言する健作に乗っかる竜五郎を、軍資金のない一馬は羨ましそうに見つめる。
 翌日、定休日の「竜乃湯」で一馬と竜五郎が囲碁の勉強をしていると進藤祐介(山本裕典)が来た。一馬が欲しがっていたユリの限定ストラップがネットオークションに出品されていたとプリントアウトした紙を渡すが、3万円の値がついていてとても手が出せない。そうしているうちにフラメンコ教室の生徒たちがレッスンのためやってきた。レッスンの休憩時間にフラメンコ用の靴のカタログを見ながら3万円の赤い靴に目を留める早苗。
 数日後、なんとか家計をやりくりして3万円を捻出した早苗。するとそこに壊れた碁盤を持った一馬がやってきた。早苗は一馬に新しい碁盤を買うように3万円を渡し…。

キャスト

山崎早苗 … 観月ありさ
山崎一馬 … ゴリ(ガレッジセール)
秋山ユリ … 蛯原友里
進藤祐介 … 山本裕典

桜沢美咲 … 川島なお美

高岡健作 … 高知東生
高岡久美 … 鈴木砂羽

陽光院 … 野際陽子

山崎竜五郎 … 加藤 茶

スタッフ

■原作
 カズマ
 「実録鬼嫁日記」(アメーバブックス刊)

■脚本
 尾崎将也

■演出
 植田 尚

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 布施 等(MMJ)

■音楽
 仲西 匡

■制作
 関西テレビ
 メディアミックス・ジャパン

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