第11回 2013年9月19日(木)放送 あらすじ

妻と子供のために…いま父にできること

新海元一(織田裕二)は、食肉販売の会社でアルバイトをしている。家財道具を整理しようと、古川勝(六平直政)の倉庫を訪ねる元一。マグネシウム空気電池の試作品は「捨てちゃだめだ」と古川に言われたものの、元一は思いを断ち切るように「処分してください」と頼む。
その日の夕方、元一は早坂美月(長谷川京子)に呼び出され、過去に苦い思い出のある『フューチャー・プラン・プロジェクト』の応募があることを知らされる。応募者が少なくて困っていると言う美月は、既に元一のエントリーをしたと告げるが、元一は「電池はもう捨てた」と辞退する。
ある日、元一はニュースで、マグネシウムによるエネルギー事業が本格化したというニュースを見る。焦った様子の岸田史顕(八嶋智人)から電話が入る。エネルギー問題が解決するなら誰がやってもいいと言う元一に、岸田は「負けて悔しくないのか」と聞く。元一はその問いに答えることができなかった。
翌朝、妻の紗世子(鈴木杏樹)から電話があり、息子の光太(田中奏生)が運動会のため徒競走の練習をしていることを聞く。光太は負けたことが悔しくて、頑張っているという。それを聞いた元一は、古川の倉庫へ。既に家財道具がなくなっていることに複雑な思いを抱く元一。そこへ古川が、処分を頼んだはずのマグネシウム空気電池の試作品を持って現れる。それを手にした、元一は『フューチャー・プラン・プロジェクト』の予選会場へ向かう。

キャスト

スタッフ

【原作・脚本】
安達奈緒子

【監督・演出】
河野圭太

【音楽】
吉俣良

【制作】
フジテレビ ドラマ制作部

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