第3回 2011年10月27日(木)放送 あらすじ

わたしを愛そうとしないから、気持ちが見えなくなるのよ…偽りの結婚生活が終わるとき

 森本直子(榮倉奈々)は、原田彩(菅野美穂)と池澤雅人(ARATA)の結婚式に出席した後、今日からは雅人に関係なく自分の人生のために勉強し、立派な医師になろうと決意を新たにする。
 一方、彩と雅人は結婚式の直後から病院に戻り仕事をしていたが、夜になり、雅人が彩の研究室にやってきた。雅人は彩とともに帰宅したいが、仕事が終わらない彩は先に帰るよう雅人に告げる。そして、明朝からは家政婦が来て一切の家事をやってくれると話した。それを聞き戸惑う雅人に、2人が合理的に幸せになるためだ、と彩は答えた。
 後日、直子は則杉康志(溝端淳平)、栗山和気(市川知宏)、頼陽華(木村文乃)、蓑屋進(近藤公園)、滝ノ原幸一(森廉)らと念願のディズニーランドに向かっていた。楽しそうにはしゃぐ直子に、康志らも盛り上がる。さらに数日後、直子は康志らと中華街の観光を楽しんでいた。そのとき、雅人から近況を尋ねるメールが届く。直子は、自分が楽しそうにしている写真だけを返信した。
 そんな折、雅人は教授・牧ノ原健司(升毅)から彩の論文が、権威ある医学雑誌に掲載されると聞き驚く。自宅に戻った雅人は彩と話がしたいが、彩は疲れ切って眠っていた。翌朝、起きるとすぐに支度を始めた彩に雅人は論文の件を切り出すが、彩の態度はそっけない。さらにその日の夜、雅人が自宅に戻ると、彩はパソコンに向かっていて雅人が帰ったことにも反応しない。やがて彩は部屋から出てきたが、何かに集中しているようで、雅人の言葉に耳を傾けようとしない。そんな彩に雅人は、自分たちは結婚する必要があったのだろうか、と不信感をあらわにする。しかし彩は、雅人なら何も言わなくてもわかってくれると思っていたと驚いたように答える。
 同じ頃、1人アパートにいた直子は、大学で見かけた雅人の顔色が優れなかったことを思い出し、雅人は幸せではない、と考えていた。
 そして翌日、直子は偶然、雅人に再会する。結婚式以来、久しぶりに言葉を交わした2人は、思い出話に花を咲かせた。楽しそうに微笑み合う2人を、遠くから彩が見ていた—。

キャスト

森本直子 … 榮倉奈々
原田 彩 … 菅野美穂
池澤雅人 … ARATA
則杉康志 … 溝端淳平
栗山和気 … 市川知宏
頼 陽華 … 木村文乃
蓑屋 進 … 近藤公園
滝ノ原幸一 … 森 廉
細川裕司 … 山崎樹範
白井かな … 西山茉希
     ○
森本洋介 … 阿南健治
森本久子 … キムラ緑子
滝ノ原健司 … 升 毅
霧島 正 … 佐野史郎

スタッフ

■脚本
 大石 静

■プロデュース
 長部聡介
 渡辺恒也

■演出
 水田成英

■制作著作
 フジテレビジョン

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