わたしたちの教科書
第2部!!法廷対決
西多摩市立喜里丘中学校で起きた転落死事故から1年が過ぎた。珠子(菅野美穂)は、死亡した明日香(志田未来)はいじめを苦に自殺したものであり、副校長の雨木(風吹ジュン)や明日香の担任だった耕平(伊藤淳史)ら教員たちはいじめの予見ができたにもかかわらずその対策を怠ったとして、西多摩市を相手取って民事裁判を起こしていた。一方、被告の弁護を担当する直之(谷原章介)は、口頭弁論でいじめの事実は存在しないと主張し、真っ向から対立。裁判の争点は、いじめがあったのかどうか、明日香の死は自殺か事故死か、そして学校側に注意義務違反があったかどうかの3点だった。
1回目の証人尋問の日、珠子は、証言台に立った耕平に、明日香から受け取ったコインロッカーの鍵とその中にあったカバンのことなどを尋ねる。さらに珠子は、耕平がいじめの存在と自らの非を認めた音声を証拠として提出。それに対して直之は、明日香の不安定な言動の原因は彼女の複雑な家庭環境にある、と主張し、珠子と明日香の関係について耕平に質問。耕平は、事前に直之と打ち合わせしていたとおり、珠子が自ら明日香を児童養護施設に入れたことや、事故前夜にも彼女に対して冷たい態度を見せていたことなどを証言する。
そんな折、喜里丘中学校に一通の手紙が届く。そこには、同校にはいじめがあり、教師全員がテレビで謝罪しなければ2人目の自殺者が出る、と書かれており…。
1回目の証人尋問の日、珠子は、証言台に立った耕平に、明日香から受け取ったコインロッカーの鍵とその中にあったカバンのことなどを尋ねる。さらに珠子は、耕平がいじめの存在と自らの非を認めた音声を証拠として提出。それに対して直之は、明日香の不安定な言動の原因は彼女の複雑な家庭環境にある、と主張し、珠子と明日香の関係について耕平に質問。耕平は、事前に直之と打ち合わせしていたとおり、珠子が自ら明日香を児童養護施設に入れたことや、事故前夜にも彼女に対して冷たい態度を見せていたことなどを証言する。
そんな折、喜里丘中学校に一通の手紙が届く。そこには、同校にはいじめがあり、教師全員がテレビで謝罪しなければ2人目の自殺者が出る、と書かれており…。