第11回 2007年6月21日(木)放送 あらすじ

激震!!最後の証人

 珠子(菅野美穂)は、法廷の場で、遂に喜里丘中学校の副校長・雨木(風吹ジュン)と対峙する。被告代理人である直之(谷原章介)から、明日香(志田未来)との思い出について尋ねられた雨木は、彼女とはたわいのない会話をしながらよく一緒に下校した、と答えた。さらに、そういった交流の中で、明日香から将来の夢を聞いた、と語り、涙をこらえる雨木。珠子は、そんな雨木の姿に、不審を抱く。
 同じころ、耕平(伊藤淳史)は、早紀(真木よう子)とともに、希美(酒井若菜)や戸板(大倉孝二)、八幡(水嶋ヒロ)、熊沢(佐藤二朗)に声をかけた。兼良陸(冨浦智嗣)が、自分の父親を児童買春で告発したこと、そして明日香たちへのいじめを認めていることを皆に打ち明け、協力を求めようと考えたのだ。
 反対尋問に臨んだ珠子は、落書きされた教科書の件や、兼良が明日香をいじめている、という三澤亜紀子(市川実和子)の証言などについて雨木に尋問する。しかし雨木は、すべては明日香の狂言だと証言する。その上で雨木は、純粋さと残酷さを併せ持ち、ときに嘘をつくこともある子どもたちの善悪双方を全身全霊で受け入れるのが教師だと答えた。そのとき、傍聴席から静かに出て行く男の姿があった。それは、雨木の息子・音也(五十嵐隼士)だった。その手には「カネヨシリク」と書かれたメモが握られており…。

キャスト

菅野美穂
  ・
伊藤淳史
真木よう子
酒井若菜
大倉孝二
水嶋ヒロ
佐藤二朗
五十嵐隼士
前川泰之
  ・
志田未来
谷原章介
  ・
風吹ジュン

ほか

スタッフ

■脚本
 坂元裕二

■演出
 葉山浩樹

■プロデュース
 鈴木吉弘
 菊地裕幸

■音楽
 岩代太郎

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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