契約結婚
殴られた新郎
頑なに結婚式を挙げるのを拒否していた信太郎が突然、式を挙げると言い出す。信太郎にはある企みがあったのだが、何も知らない万砂子は素直に喜ぶ。いよいよ結婚式の日がくる。神父の前に並んで立つ万砂子と信太郎の姿に、胸を熱くする参列者たち。神父が信太郎に誓いの言葉を問いかける。すると、信太郎は永遠の愛など誓えないと答え、離婚の多い現状について神父に皮肉な質問をする。さらに、信太郎は参列者に向かって、契約結婚の合理性を高らかに主張する。怒った万砂子の弟・陽平は信太郎を殴りつける。神父は逃げ出し、仲人夫妻も去っていく。そんな中、恵子だけが拍手喝采する。