契約結婚
運命の悪意…
万砂子を助けるため、信太郎は編集部員たちに頭を下げて、ドナー探しをする。その必死な様子に、達郎は信太郎の万砂子への愛を思い知らされる。一方、嫉妬した恵子は、「白血病だからといって、信太郎に助けを求めないで」と、容赦のない言葉を万砂子に浴びせかける。本当の病名を知った万砂子は、ショックで病室を抜け出す。夜の街をさまよい歩いた万砂子は、元の自分のマンションへたどり着く。すると、信太郎が待っていて、万砂子は自分が必ず助ける、と言って、万砂子を抱きしめる。それから間もなく、万砂子のドナーが見つかる。その人物に、信太郎は愕然とする。