契約結婚
激しい目眩…
若林が飛び降り自殺を図る。幸い命は取り留めるが、植物状態になる。自分たちの契約結婚が恵子や若林を傷付けたのではないか、と苦しむ万砂子。恵子が退院。信太郎は恵子を家に連れて帰るが、八重子は掌を返したように、恵子に冷淡になる。そんなとき、万砂子は祥子から、本を書いてみないかと切り出される。結婚に縛られずに生きている女たちがテーマだというので、万砂子は張り切る。打ち合わせのため出版社へ出かけた万砂子が突然、倒れる。偶然傍にいた信太郎が、万砂子を病院へ連れていく。万砂子はすぐに元気を取り戻すが、達郎は医師から気になる説明を受ける。