契約結婚
愛のない求婚
信太郎と別れた万砂子は、実家へ帰る。事情を聞いた達郎は、万砂子が不憫でならない。一方、信太郎は恵子のペースに乗せられ、結婚を承諾する。恵子が婚約パーティーを計画する。万砂子から信太郎を譲り受ける儀式として、万砂子も呼びたいという。間もなく、福田家で婚約パーティーが開かれる。恵子は勝ち誇ったように万砂子を迎え、わざわざ乾杯の音頭まで頼む。そこへ、招待されていない若林が乗り込んでくる。恵子に因縁をつける若林に、八重子は二人だけで話し合うよう忠告。しばらくして、悲鳴と共に恵子が階段を転げ落ちてくる。