契約結婚
それぞれの再婚
福田家で、信太郎と直人が鉢合わせ。万希を抱かせてほしいと懇願する八重子を振り切って、万砂子はそそくさと帰る。直人の勧めもあって、万砂子は編集部に復帰する。すると、信太郎も東京勤務になって戻ってくる。信太郎は万砂子に気軽に声をかけるが、万砂子は頑なに冷たい態度を取る。睦美は東京で六軒目のクラブを開店しようとしていた。信太郎との結婚も身体の結びつきだけ、と公言するので、八重子は唖然。睦美が万砂子の元のマンションを事務所に使いたいと言い出す。万砂子への思いが断ち切れない信太郎は、その部屋を万砂子が出ていった三年前のままに残していた。